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■狭依 理穹（さより あやたか） ・２７歳。サプリ2010ミュージシャン準拠。 ロックバンド『Pale Moon』のベーシスト兼リーダー。 大阪府出身の関西人。ベッタベタの関西弁で話す。 典型的な頭より先に体が動くタイプ。というよりアホなので考えることに時間使うより先に動いた方がええやろ！と思っている。 そんななので「バンドマンに、俺はなる！」と決めたその日に家を飛び出し東京に来た。 親にバチクソに怒られて一回大阪に帰ったが、三日三晩説得して高校卒業後上京する約束を取り付ける。 学生時代のあだ名は「緑茶」。 口癖は「愛してるで！」でバンドメンバーやファンに言いまくる。深い意味は一切ない。愛してるだけ。 『Pale Moon』のメンバーをとても大切に思っている。 情に厚く涙もろい。大体の感動映画を見て泣く。探偵ナイトスクープの感動ネタ見ても泣く。 使用ベースは「moon」の「GM-OX BT/R CR」。 【名前】 ・姓は音楽の神様、弁財天と同一視される市杵島姫の別名「狭依」から。 名の「理」は「物事のすじめを立てる。とりさばく。おさめる。おさまる。」 「穹」は「大空、天、高い、深い」などの意味を持ち、リーダーとして空のように広く深い心でバンドメンバーをまとめて行けたらな、という意味。 1.いつ頃から音楽を始めましたか。きっかけは何ですか。 ーー 中１やね！！最高のステージをみたのがキッカケやな。 2.担当楽器へのこだわりは何かありますか。 ーー こだわりかぁ。あんま考えたこと無いなあ。ええ音鳴ってくれてお客さん歓ばしてくれたらそれでええよ。 3.あなたにとって「ロック」とはなんですか。 ーー　人生やッ！（親指を立てる） 【秘匿関係】 ・歳の離れた姉・理華（あやか）が居り、兄弟仲は極めて良かった。 理穹が小学生の頃に両親が離婚し、理穹は父に、理華は母に引き取られ離れ離れになるが連絡は取り合っており休みの日になると姉が遊びに来たりしていた。 姉が学生時代に組んでいたバンド『Trigger』の学園祭演奏を聴いたことが理穹が音楽に興味を持つキッカケであり、その時の彼女らの演奏を指して理穹は『世界一のステージやった』『アノ時のねーちゃんは世界で一番ベースが上手かった』と称している。 それからちょこちょことベースを弾き始めるがまだ趣味の範囲で、将来バンドマンになることなどは考えていなかった。 運命が変わったのは姉が筋ジストロフィー症を発症しベースを辞めざるを得なくなった日。 姉の代わりに最高の仲間たちとロックの世界で天下を取ると決めている。 姉からもらった形見のペンダントは常に身につけている。 もう一つ、姉が使っていたベースも理穹に引き継がれており、とっておきのライブや彼女が夢見た武道館でのライブのときに使おうと決めている。 ■市杵島 理華（いちきしま あやか） ・理穹の実の姉。享年３５歳。 弟とは９つ歳が離れており、それもあってか弟をとても可愛がっていた。 常に明るく前向きで、周りを照らす太陽のような人。 高校時代の学友らで結成したガールズバンド『Trigger』のリーダー兼ベーシストで、いつか武道館でライブすることが夢だったが『Trigger』のメジャーデビューが決まる直前に筋ジストロフィー症を発症し、夢を諦めざるを得なくなる。 病を発症してもなお彼女は変わらずとても強く『もしかしたら突然特効薬が発明されてコロっとなおったりするかもよ？』なんて言っていた。 しかし昨年、筋ジストロフィー症に伴う合併症状により３５の若さでこの世を去る。 ちなみに彼女の脱退した『Trigger』はその後『理華無しのTriggerは考えられない』という理由で解散している。

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