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さいおんじ きよまさ ・使用ルールブック クトゥルフ神話TRPG、クトゥルフと帝国 ・職業 奉公人：邸宅に住み込みで働く使用人。 ・キャラクター紹介 西園寺家はかつては名のある華族であったが、時代の移り変わりと共に西園寺家は没落する。立場のなくなった西園寺家の人間はただの平民へと成り下がり、苦しい生活を余儀なくされるようになる。そんな中で持ち上がったのが、かつて繋がりのあった綾小路家で奉公人として働くという道だった。 何代かを経て、この時代に綾小路家で働いている西園寺家の人物が清正である。 使用人が思っていたよりも少なく、多くの仕事が回ってくるこの家での暮らしはかなりきついものがあった。しかし、彼は鋼とも言える精神力でそれを乗り切った。しかし、彼の一番の心の支えになっていたのは綾小路千代子、この家の令嬢である。 綾小路千代子とはそこで出会った。というよりは、家に住み込みで働いているので毎日顔を合わせるのだが。少々男勝りで、彼の想像していたお嬢様象とは随分と掛け離れた彼女だったが、それでも彼は彼女の芯の強さと、自分を信じてくれる彼女は、彼の目に輝いて映った。炊事、送迎、身支度など…彼女の近くで仕事をすることが殆どだった彼は、彼女の振る舞いなども多くその目で見てきた。自分にないものを持っていて、この激動の時代を強く生きる彼女を本当の意味で好きになっていったのだ。 そうして、彼はそんな彼女にいつの間にか惹かれていった。愛してしまったのだ。最初こそ、自分がのし上がるための踏み台として彼女を利用しようとすら考えていたが、心の奥底にある優しさがそれを許さなかったし、何より彼女という人物に惹かれてしまったあとでは、そんなことはもう思えなかったのだ。 綾小路家の現状をどうにかしなければならないという気持ちはあり、この家を救わなければこの先が危ういということは勿論考えている。しかし、それよりも、令嬢である千代子の今後をどうにかしたいという気持ちが強い。だが、時代が時代ゆえに彼女と自分が結ばれるなど世間的に見れば有り得ない。それでも彼は世界の誰よりも千代子の事を想い続けていると考えているし、なんとしてでも彼女を幸せにせねばならないと考えている。初めて抱いた「自分のために彼女を幸せにしたい」という人生で初めての「我侭」に、この男は戸惑いを隠せずにいる。 性格はいたって温厚で平和的。本人すら気付いていないような途方もない優しさとカリスマ性を兼ね備えた人物であり、いざという時は合理的な判断も下せる知的な人物でもある。また、上下関係は弁えているので綾小路家に対する忠誠心は非常に強い。感情が時折表に出てしまうので、他の人物の突拍子もない行動にため息をついたり、明らかに嫌そうな、呆れたような顔を見せることが多々ある。しかし、そんな様子を見せながらもフォローは必ずするし、欠かすことは有り得ない。生まれついての、頼れる兄のような性分をしている。 好きなものは母が好きだった手芸である。チャックつきの財布など、多くの実用性と見た目を兼ね備えた手芸品を作るのが得意である。千代子にはこの趣味は秘密にしており、いつしか本当の想いを伝えられる事を夢見ながら、彼女のための財布と髪飾りなどをこっそり作成している。 ・通過シナリオ 大正浪漫X2U令嬢×使用人： 私の身も心も、あなたと共に在りますゆえ。

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