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（キャラクターの行動指針） とにかく自分の利益（お金）を最優先する。 利益のためならば他人を裏切る事に躊躇はしない。例え自分の命が危険になっても利益を取る。 他人の懐に入り込むために外面は非常に良いが、利益を得られない相手には心底冷たい。 下層階級の尊厳を踏みにじるようなやつには激昂する。 特徴表３−２D　貪欲 お金は探索者にとって神だ。いつでも状況をまず財政的な視点から見る。他人をだまそうとするかもしれず、その対象には他の探索者も含まれるだろう。 俺はエリオット。ドック地区の出身だ。 ここの地区は下層階級の人物が多く住む所謂底辺地区だ。はっきりって貧乏中の貧乏だった。 父親は荷物を船積みする日雇いの仕事で日銭を稼いでいた。家には金がなくいつも両親は喧嘩をしていたな。 そんな状況に耐えられなかったのか母は家を出ていき、父は俺の事を邪魔者扱いさ。その後はロクに飯も与えられなかった。 お陰様で人様の家に忍び込む術は幼少期からお得意さ。ただ、素顔でやっちゃいけねえな。 一度捕まって顔を覚えられて以降、仕事がやりにくくて仕方ねえ。顔はいろんな方法で変えていかないとな。 同じロンドンの西側はあんなにも綺羅びやかで優雅な連中がウロウロしてるのになんでこんなにも差があんだろうな。 なんとかして、あちら側に住みてえな…。 ただ金だけ稼いでも何の意味もない。金だけじゃなく社会的地位も必要だ。 金・地位・権力・他人…利用できるものはなんでも利用してやる。 幸い俺は頭が良かったんで、手っ取り早く社会的地位稼ぎやすい職業である警官になる事ができた。 警官として地位を稼いで上に行くにはとにかく事件が必要だ。現在の階級は巡査部長だ。まだまだ足りねえ。 平和？そんなもんクソ食らえだ。この大英帝国には荒れてもらわないと困る。俺が西側で優雅な生活をおくるためにはな。 しかし、警官ってのはすげえな。事件がなければ裏から手を回せば…おっと、これ以上は止めておこう。 本官は平和を愛し、事件を憎む、優秀な模範的警官ですからな＾＾ 「お、これはこれはレストレード警部殿。本官に何か用でしょうか！ハッ事件ですか。お任せください！」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー （以下ネタバレ注意） ーーーーーーーーーー注意　シナリオネタバレありーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 【ヴァンパイアレポート：KPめりー】 本日も平和なロンドン。異常なし。 自分の事しか考えず、スラム街を荒らすようなクズ一家がロンドンから消え去った。実に平和である。

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