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同級生のことが好きだったが同性だったこともあり打ち明けることができなかった。 親友として接してきたものの、耐えられなくなりそうだったので気持ちを断ち切るべく仕事に打ち込んだが彼女の「どうしても会いたい」という言葉に胸が躍ってしまい諦めることができないと悟る。 高校、短大が一緒だった 部活：バスケ 初めての写真：バスケットボールを投げる 花畑とソフトクリームの写真を撮った テレビ局にて技術部スタッフをやっており、機材の搬入や運搬など裏方の仕事をやっている。 今までほとんど有給や希望休を使ったことがなかったが、「火急の用事のため休みが取れなければやめる」と言って休みをもらって村へと赴く。 あの子から自分で遠ざかったのは、親友だったから。 親友だから、これからできるであろうあの子の恋人のことや結婚のことを、親友として喜ばなければいけなかったから。 あの子はやさしい。きっと一番にあたしに打ち明けてくれるに違いない。 そう思っていたから、想像しただけで苦しくて、つらくて、この気持ちをどうすることもできなくて、彼女から離れた。 それなのに、どうしても会いたいと言われただけでこの心は浮足立ってしまう。 あの子からそう言われるのを待っていたのかとすら思う。 こんなことになるのなら、離れるべきではなかった。 そう思いながら彼女のカメラを抱きしめるようにして寝台列車で眠りにつく。 好きな食べ物：大根の味噌汁 苦手な食べ物：牡蠣 名前は万葉集の「梅の花しだり柳に折り交へ花に供へば君に逢はむかも(梅の花をしだり柳に折り交ぜて(神仏に)花としてお供えしたらあなたに会えるでしょうか)」より -----------

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