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狂花水月新規参入メンバー 担当花:香雪蘭(紫) 誕生日:2月13日 年収:900万 和色:藤納戸 高校の古典の教師。浅木文哉の従兄弟。 浅木文哉の父の姉の子。父が早くに病死した影響で母子家庭に育つも高校生の頃に母が過労死し叔母(浅木の父の妹)に養子として引き取られた。 大学入学と共に一人暮らしを始めた。義妹がおり、離れるのを嫌がったが説き伏せたと言う。 高校1年の半ばに母が死んだ為、ようやく慣れてきた頃からバイトに明け暮れる日々を送る。その結果、母子家庭であったこと、その母が死んで貧乏になった事、様々な要因が重なり友人達は揃って雪から離れていった。 彼は些細なことで人は掌をくるりと返すのだ、と認識し、他人と必要以上の関わりをしなくなって行った。 浅木とは昔から仲が良かった。 幼い浅木の面倒を見、成績や成果を求められる彼の拠り所や抜け道になれればと尽力して来た。 しかし、親の意向でどんどん冷たくなっていく彼に掌を返したあの友人達の記憶が思い起こされ浅木が小学四年生になる頃(浅木8歳/雪22歳)に彼から距離を取った。ちょうど大学卒業というのも理由の一つだったが。 浅木が高校生の頃、転勤で彼のいる高校へやってくる。浅木は幼い頃と雰囲気が変わり一瞬誰かわからなかった、とは雪談。 そのあとは彼が卒業するまで傍で眺めていた。 ただひとつ、「人には気をつけろ」と親と同じことを告げるだけで。 浅木が卒業して少しした頃に転勤。最近また浅木が住む街に転勤になってやってきた。 彼ともう一度仲直りするために。 彼ともう一度、昔みたいに話をする為に。 「なあ文哉、お前今週どっか休みあるか」 「え？まァあっけど…何？」 「いや、暇なら少し付き合って欲しい」 「…？おう…この日なら」 「そうか。ありがとうな」 結局、この会話が浅木にとっての最後の言葉。 フリージアの花言葉は、「憧れ」。 自身の性格に臆せず、人を惹き付け、受け入れてくれる人を見抜き、そして友人を作る浅木文哉の姿に、人から逃げて生きてきた雪蘭太郎は憧れていた。 アリウムの花言葉は、「正しい主張」と、 「深い悲しみ」。

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