タグ： 黒子 NPC ロスト

【歪な方法でしかせかいと交われない少女】 　「いらないこども」として生まれた少女には、心の平穏など一度もなかった。 　虐待、ネグレクト、末に児童保護施設に入所するも周りになじめず抜け出し行方不明に。 　以来裏路地や夜の繁華街等を渡り歩き、ふっかけられた喧嘩を買っては勝ったり負けたり。 　相手を殺しかけたことも、殺されかけたこともある。 　負けた後に輪姦されたこともある。 　いっそ狂ってしまえば楽だったのだろうが、それでも少女は堕落していきながらも「正気」を捨てる事は出来なかった。 　これが「間違っている」事、自分の命が「不要」である事、世間には「混ざれない」事。 　それらを理解しても、「生きる」事を放棄する事だけは出来なかった。 　己の命に「負ける」わけにはいかなかった。 　けれど、「これ」以外の生き方なんて思いつく事は出来ないのだ。 　だから少女は脚を振り上げる。「自分は此処で生きていくのだ」と吠え続けるために。 　『うるっせぇ！ぶちのめすッ！』 　『…オレは菰井門。あだ名なんか付けやがったら殺すからな』 　『強くなりてえんだ。誰にも負けねえくらい強く』 　あらゆるところに攻撃を受けており、体中に痣がある為APPをマイナスしている。 　また、喉に外部からも内部からもダメージがあるためハスキーな声であり、外見上は男に見えるだろう。 　 一括振りのちEDUとDEXを交換 特徴表：2-1「手先が器用」任意の制作技能一つの初期値が50%、機械修理または電気修理に+10％ Q.電気修理？ A.一時期世話になっていたお節介焼きの大学生が持っていた本を読んでいたら教えられた。 　頭に入って来ないと投げ出したにも関わらず、わかりやすくかみ砕いて教えて来た(というか語りたかっただけ)ため 　少しだけわかる部分が出来た。今までに役に立ったためしはない。 ―――――以下シナリオバレ――――― ＜脳みそミルフィーユ(NPC)＞ 　ヘドロの底みたいな所で生きて来た自分には、あまりに眩しすぎて。 　『お前は綺麗な所に帰れ。廃棄物の事は忘れろ。オレはオレがやりたいようにしただけだ。勝手に死んだらぶっ殺す』 　性別すら隠し通した彼女は「かみさま」へと身体を明け渡す。その強い意志から交換条件さえも飲み込ませ。 　 　『ついでにあのクソババアとクソジジイぶっ殺してくんねえかなぁ。まあもうどうでもいいか』

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