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「今宵見せるは胡蝶の夢。我々"オレら"は死人の魂の慣れの果て。人の姿が夢か、蝶の姿が現か。んなこた俺にもわかんねぇよ」 「ん? 何? 助けて欲しい? そうか、ならここに丁度解毒剤があるぜ? 欲しかったらその手伸ばしてとってみろよ、ほら。まあやらねぇけどな!」 「残念だったなぁ。我々"オレ"は性格が悪いんだよ!」 古来より、蝶は死した人間の魂が身体より抜け出たものだと言われてきた。また、仏教の世界においては、魂を運ぶ存在とも言われている。彼はそんな"蝶"の伝承と死した人々の魂が形となったレネゲイドビーイングである。そのため、一人でありながら多数、多数で一人とも言える。オリジン:コロニーじゃねぇのとか言ってはいけない。 強力な毒をばらまく能力を持ち、その毒によって人々に夢を見せる。 性格はよろしくない。自他ともに認める性格の悪さ。わりと口も悪い。けっこうサディスティック。 群からなる個体のためか、我々とかいてオレ、またはオレらとルビをふる強引さ。 とある研究所で死んだ状態でUGNに発見され、その後突如として活動を再開した。そのままUGNで一通りの常識などを叩き込まれ、そのままエージェントとして活動することになった。その際に配属されたUGN支部の支部長にたくなつき(?)、ほかの人の言うことはあまりきかなかったが、彼の話だけはよく聞いていた。 しかしその支部長はFHとの戦いのおりに死亡、彼はその意思をついで支部長となった。 それ以降はそれなりに人の話を聞くようになり、まあ多少は真面目に仕事をしている。おかげで前よりもほかのエージェントからの目も心做しか優しくなったきがする。 オリジンを発動することで、大群の地獄蝶へと姿を変える。

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