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小型の蒸気機関で駆動する金属製のガントレットタイプの義手を両腕に装着した地下シェルター『ジラント』の上層に住んでいた青年、 略称はイーサ（Иса）、愛称はイーソチカ（Исочка）。 先天性四肢障害によって生まれたときから両腕が無く、義父によって作られた義手を幼少期から嵌めている。 冷静クールなじいちゃん子。 複雑な家庭環境に育っているため、養父である親戚の老爺と二人暮らし。 クールで大人っぽさを感じるのは、早く自立しようとした結果である。 責任感が強く、人知れず影で訓練をする努力家。 クールな印象を持たれやすいものの根は優しくて面倒見が良く、親しい人のためには行動を惜しまない。 しかし、生まれた時から腕が無いことと両親の生活が困窮していたことで 近隣の子供たちからいじめられていたことが原因で 人との関係はかなりとはいかないものの臆病。 親しい間柄の人間が少ないためか、自身に親しい人が傷つけられることを極端に恐れており、 守りたいもののためには体を張り自身が傷つくことを恐れず、傷つけられると爆発するような激しい怒りを露わにする。 義手にはジラントから出ていくときに蒸気推進装置が養父の手によって増設されており、 これをサラマンダーの能力で稼働させることによって拳を繰り出す速度や移動スピードを底上げしているが、 稼働率を上げることによって自身ごと飛ばすことができるほどのポテンシャルを秘めている。

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