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忍者シリーズ 藤林長門守 テーマは縛られた運命と抗う力 風林火山 徐なる林の如く 藤林長門守の末裔且つ民族信仰である天命神社の神子。 天命神道の教義は「神の教えは絶対であり人間に託された使命。よって信仰のままに神を祀り、自分に課せられたその運命へと身を委ねる」事であった。 幼い頃から家業を全うしてきた來伝は、自身の身体の弱さもまた神託であると同時に、越えなければならないものだと思ってきた。 しかし、神子としても忍びとしても鍛錬を怠らない彼の努力に比例するように年々身体は弱っていく。まるで何かの憑き物が「お前の信念や行いは定められしヒトの運命の前には全て無駄な事だ」と告げているかのようだった。 原因不明の病に伏せっていく身に追い詰められた來伝の心は段々と憑き物に蝕まれていき、いつしか荒んだ面を持ち合わせるようになった。 普段の物腰の柔らかさとは裏腹に感情が昂ると人が変わったように激昂し口汚くなる彼の心にはこの世ならざる何かが半身、住み着いているようだった。 しかし、その振る舞いもまた自身の運命に負けるものかという強い心からであるとも言える。 僅かな希望さえ摘み取られたとしても藤林來伝は来たる最期の一瞬まで諦めないだろう。 祀っている神が多分神じゃなくてやばい。 來伝は「運命に立ち向かおうとしている」為教義に反していた。神子という立場もあり神ならざるものが降りてきてしまっている。 二重人格の内訳は正確には來伝の抗うパワーと神が入り混じっている。 の、乗っ取られる～～～

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