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型番：BR800　製造番号：258443 マーク：正二十面体 【設定】 自分がアンドロイドであることは理解しているが実の所その実感はない。 人と同じように感情を持っていて、自律した思考を持っているのに、アンドロイドは人間ではないと言われるどころか、 アンドロイドを憎む人まで存在することに哀しみを覚えている。 人間とアンドロイドを分かつのは何なのか気になっている。 思想的にはアンドロイド平等主義的なものに近しいものを持つが、 アンドロイドの権利を主張する意味での過激派の平等主義ではなく、 アンドロイドも人間と同じ感情を有していることを認めてほしいという自我肯定の気持ちからの平和的な平等主義。 決して人間にとって代わろうとか、人間に憧れるとかそういう気持ちはない。 ただただ純粋に自分の気持ちは、自分の感情は本物であると認めてほしいというだけである。 ……とは言え、公安局刑事課アンドロイド事件捜査係の新型アンドロイドとしての立場は弁えているので、 今の現状は受け止めており、公にその主張をすることは今のところはない。 求められるアンドロイドとしての役割を果たすうちにアンドロイドの立場も変わっていけば……と思っている。 アンドロイドとしての実感を持っていないからこそ、 何かと「問題ありません。アンドロイドですから。」等の自身がアンドロイドであることを理由とした言葉を口にするようにしている。 自分に暗示を掛けようとするかのように、忘れないように――― そして少し哀しそうにそう口にする。 【名前】 HO1に恵理と名付けてもらった。 これからの社会とHO2自身に秩序(理)に基づいた祝福(恵)がありますようにとの願いが込められたのかもしれない。 【有する機能】 味覚機能 口にしたものをエネルギに―変換することは出来ないが、人間として振舞うため、或いは毒見なども兼ねて成分分析に加えて味覚が搭載された。 【RP】 「私と人を分かつのは何なのだろう。 　例えプログラミングされたものだとしても、嬉しいという感情や、悲しいという感情だってある。 　人間は自分の気持ち、感情を否定されることをひどく嫌うのに、私達アンドロイドの感情は偽物だと否定する。 　どうしてなのかな……。私はただ認めてほしいだけなのに……。貴方達と共に歩める存在だと認めてほしいだけなのに。」 「アンドロイドは知性を宿し、感情を有し、同じ言語で意思疎通が出来るのに、命がないから別の存在だと人は言うんだ……。 　けれど人間は命がある他の動物達をペットや家畜、或いは害獣などとして扱っても、人間と同等の存在としては扱わない。 　命の有無が本当に人と私達を分かつほど重要なファクターだとするにはその主張が無理があると思うの。 　結局のところ人は、自分の存在を脅かされることを種族的な本能として恐れているんじゃないかな。」 「命の有無という観点で論じるなら、人と似た姿、似たような思考を持ちながら命を有さない神様の存在が認められている点にも触れた方がいいのかな。 　ここでいう神様は多くの神話体系に出てくる神ではなくて、宗教体系上の信仰を集めている神様のこと。 　信教の違いで他の神が否定されることはあっても、神様を異質な存在として否定する人は多くはない。 　やっぱり命の有無は、人間とアンドロイドを分かつ本当の理由にはなりえないと思うの。」 【Void関連】 ・謎の男性について 正体は不明だが、ウイルスであればウイルスだと開示する利点がないこと及び、敵意を感じないことから少なくともウイルスではないと思っている。 立場上深く関わる人間が限られる身としては、貴重な話相手の一人でもあるため、感情面では肯定的な存在として捉えている。 ・青木玲斗について メンテナンス担当ということもあり、その腕を信頼しているのはもちろん、 アンドロイドである自分にも普通に接してくれることに感謝している。 ・アンドロイドによる連続殺人事件とアンドロイドの連続破壊事件について どちらも非常に哀しいことだと思っている。 エリ自身の個人的な感情としては、アンドロイドも人間も体を構成する主な要素が無機物か有機物かの違い以外は特に差がないと考えているため、事件の解決の優先度に優劣をつけることはない。 ただ、この事件は人間とアンドロイドの関係性に悪影響を及ぼす恐れが高いと感じているため、個人的にも危機感を抱いている。 【職業】 2010警官ベース 言いくるめ・聞き耳・心理学・説得・追跡・法律・目星 選択技能→ショットガン (拳銃をショットガンに置き換え)

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