タグ： 鰻卓

特徴表<急所を見抜く> 貫通の条件が達成値の1/5ではなく1/2(最大値40%)になる。 職業<超心理学者> オカルトを信じている人への「言いくるめ」「説得」に+10% --- 玄蛇院 千蝋(げんじゃいんぜんろう)は御歳102歳。栄光ある玄蛇院家の現当主である。 千蝋は明治維新で没落した玄蛇院家を1代で建て直した中興の祖であり、その辣腕で次々と事業を成功させ玄蛇院家に最盛期をもたらした巨人でもある。 また千蝋は熱心なオカルト研究者でもある。 以上が、玄蛇院千蝋について必要なプロフィールである。 以下の情報は本セッションとは一切関係がない。 --- 玄蛇院千蝋は岡山県の山中に「蛇写館(へびうつしのやかた)」と呼ばれる洋館を建てた。 このことは本セッションとは一切関係がない。 玄蛇院千蝋は莫大な遺産を抱えており、その相続権を巡って親族が対立している。 このことは本セッションとは一切関係がない。 玄蛇院千蝋はレイテ島の戦いに参加し奇跡的に生還した。レイテで千蝋が死亡したという証言もあるが定かではない。 このことは本セッションとは一切関係がない。 玄蛇院千蝋の長男は千蝋が戦争に行っている間に死亡した。 このことは本セッションとは一切関係がない。 蛇写館の近くには村を沈めたダム湖がある。その村には10匹の蛇を殺す数え歌がある。 このことは本セッションとは一切関係がない。 玄蛇院千蝋には、あるいは玄蛇院家には隠し財産の噂がある。 このことは本セッションとは一切関係がない。 蛇写館の使用人は4人。玄蛇院家に代々仕えている執事長、言葉を発さぬ双子の少女、かつて火事で顔面を焼かれた料理長である。 このことは本セッションとは一切関係がない。 戦前の玄蛇院千蝋は気の弱い青年であったが、戦争から帰ってくると「人が変わったかのよう」な冷血な性格を見せる。 このことは本セッションとは一切関係がない。 玄蛇院千蝋の次男家は長年子宝に恵まれず、ついに産まれた子が女だと知った妻はその日に自殺した。 このことは本セッションとは一切関係がない。 玄蛇院千蝋の次男は愛人との間に男児をなし、この子が千蝋の初孫とされているが、次男は認知していない。 このことは本セッションとは一切関係がない。 蛇写館がある地域には毎年必ず嵐になる日が存在する。 このことは本セッションとは一切関係がない。 玄蛇院千蝋の強運にまつわるエピソードは数多くある。曰く「我が強運の源は蛇の贄なり」。 このことは本セッションとは一切関係がない。 蛇写館へ続く道には深い谷にかかる吊り橋がある。この谷は千蝋の母が身投げした場所でもある。 このことは本セッションとは一切関係がない。 玄蛇院千蝋は多くの敵対的買収を成功させ、博打的な投資を抜けきり、商売敵たちには徹底的な制裁を加えた。 このことは本セッションとは一切関係がない。 玄蛇院家は代々長男が幼くして死んでいる。例外は玄蛇院千蝋だけである。 このことは本セッションとは一切関係がない。 蛇写館の設計者は千蝋の古い友人である。彼は遊び心による仕掛けを好んだ。 このことは本セッションとは一切関係がない。 千蝋が傾倒したオカルト的な”それ”を、ある者は錬金術、ある者は悪魔崇拝、ある者は蛇憑きと呼んでいる。 このことは本セッションとは一切関係がない。 玄蛇院家の当主にはその証として蛇紋印と呼ばれる何かが受け継がれている。 このことは本セッションとは一切関係がない。 蛇写館には「玄蛇の間」と呼ばれる玄蛇院家当主にしか立ち入りが許されていない部屋がある。 このことは本セッションとは一切関係がない。 玄蛇院家はかつて「蛇読みの一族」あるいは「蛇縊りの一族」と呼ばれ畏怖と差別の対象であった。 このことは本セッションとは一切関係がない。 玄蛇院千蝋の三男家と長女家にはそれぞれ3人ずつ子が産まれた。この6人の孫とその家族たちが玄蛇院家の正当な継承者である。 このことは本セッションとは一切関係がない。 蛇写館の設計者は千蝋の古い友人である。彼は遊び心による奇妙な仕掛けを好んだ。 このことは本セッションとは一切関係がない。 先日、玄蛇院千蝋の元に息子を名乗る人物から手紙が届いた。 このことは本セッションとは一切関係がない。 玄蛇院千蝋は、次期玄蛇院家当主を決める上で、玄蛇院家の業と力の根源に関わる試練を一族に課そうと決めた。 このことは本セッションとは一切関係がない。 玄蛇院千蝋は余命宣告を受けている。 このことは本セッションとは一切関係がない。 --- そう、これらのことは本セッションとは一切関係がないのだ。 だからこそ玄蛇院千蝋は思う。 このセッションは私が死ぬべき場所ではないのだと。

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ