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■出生～導入 幼少期は運動が好きで、友達も多かった。 給食のゼリーのじゃんけんには絶対参加するような男の子。 六白傷無という幼馴染の女の子がいて、互いに暇だったらとりあえず相手の家のチャイムを鳴らしにいくような間柄。 学校で違うクラスになろうと変わらない関係と楽しい毎日があった。ジャームに襲われるまでは。 六白傷無は亡くなり、彼は一命を取り留めた。彼だけはオーヴァードとして覚醒したのだ。 しかも単なる覚醒ではない。いつの間にか賢者の石と適合していた。 両親がUGN職員(非オーヴァード)であること、賢者の石の適合者という都合上、日本支部近辺へ引っ越しを余儀なくされた。 中学はほとんど行かず通信制へと移行したが、数少ない友人である新美孝之(アラミタカユキ)とは仲が良い。 ネット世界に引きこもっていた者通しでもあるのだが、高校2年現在でも交流がある。 数々のネトゲだけでなく、作成したPC用ゲームを送りつけ合っている仲だ。 最低限の勉強はしているし、事情を親も知っているため引きこもっているわけである。 現実は非情であり絶望的であるため、逃げて辿り着いた先がオタク文化というのはよくある話。 父の水喰裕二はUGN日本支部職員であり、息子のことについても知っている。 母も同様だが、息子の覚醒以降は専業主婦となっている。 今回、面影島支部のオーヴァード発生現象調査における事務人員補強として、水喰裕二が選ばれた。 それにより維吹の生活も変わろうとしている。 面影島は自然豊かで、オーヴァード絡みで不思議な島なのだとか。 興味はあるし、日本支部からも離れられる。あと最近ネットが通った。 当初は単身赴任という形であったが、都会の喧騒から離れることや息子の成長を思い、父からも同行を勧める。 こうして面影島での生活が始まる。 ■人物像・性格等 幼少期の経験があり、オーヴァードに対して良い感情を抱いていない。 UGNという組織についても、ジャームになりうる側面があるという意味では所詮はオーヴァード、信用は置いていない。 自分自身についても同様の嫌悪と恐怖を抱いていて、能力を使って世の中へ貢献するような意志は今のところ無い。 胸の中央にある賢者の石に強い力があることは自覚しており、抑えるために血の鎖を巻きつけている。もし衝動に身を任せてしまえば人では無い何かになってしまう気がして。 特殊な事例の人間であるため、UGNでの観察、面談は定期的におこなわれており、 それには従ってはいるが、自分としてはいまだに確かな一線を引いている。 コードネームはUGNでの管理上そう呼ばれている。 性格はやや根暗でクールなタイプ。仲が良いやつにはよく喋る。 また覚醒後に向上した身体能力や特殊能力だが、戦闘に用いた経験はないが日常生活では使用している。 部屋で手の届かない物を血の鎖を使って取ったりしている。 手が暇なときに血の糸であやとりをやる癖があり、無意識に人前でやったときに全力で誤魔化した過去を持つ。膨大な血液を効率よく精密に運用できるため、集中力の向上や、睡眠不足による健康不良も緩和している。 あまり外へ出ない生活と合わさって、理想的な引きこもり生活が実現されつつあることに満足感はある。ただロードバイクも趣味としており、島生活でのサイクリングを内心とても楽しみにしている。 水喰裕二　(父親) 年齢42歳。痩せ型枯れおじ。 UGN、アールラボ職員。非オーヴァードながらレネゲイドについての研究機関で勤務している。 以前は情報統制の業務にあたっていたが、息子が覚醒する事件をきっかけに研究職への異動を決意するようになった。 息子とは気さくに話す優しい父親な感じ。気弱なおじさんにも見えるが責任感は強い。 面影島調査の人員として白羽の矢が立ち、息子とともに引っ越すことになった。 ■戦闘スタイル ・慈愛の楔(Slaughter Chain) 鮮やかな色の血液で生成された、太くイビツで刺々しい鎖のようなもので殴りつける。 伸縮可能で最大射程は20m。使用時は明らかに一人分以上の血液が出ているが本人にほとんど影響はない。血液を鎖の形状にすることが体質的に得意なのだが、このときばかりは膨大ゆえに見た目が悪い。※より血液量が増しているが形も整い、コントロール出来つつあるようだ。 ・解放されし力(Red string of fate) 賢者の石の力を発動すると血液が急激に活性化。ろ過能力も高まり、より美しい赤色になる。 血液操作も高度化。超凝縮された血液でピアノ線のような細い鎖を生成。 私生活で使う単なる糸とは違い、相当な切れ味があり殺傷能力が数段高まっている。 ※感情、思想、レネゲイド―多くの鎖に縛られた者を解き放つ力になりたい。大切な人とは離れても繋がっていられることを、彼なりに証明したいという想いが込められた技。 その想いに、賢者の石も反応しているのかもしれない。普段は暴走を恐れ、賢者の石に楔を施しているが、このときは身を任せている。自分の全てを解き放つことで変えられる運命があると信じて。 第1話　成長33点分 赫き猟銃　2 → 5(15点) 滅びの一矢　5 → 6(5点) 紅の王　3 → 5(10点) ブラッドリーディング　1(2点) 情報:面影島　1(1点) 第2話　成長32点分 赫き猟銃　5 → 7(10点) 破壊の血　lv2(20点) 日常の代行者　lv1(2点) ※2点余り 第3話　成長40点分 破壊の血　lv2 → lv7(25) 滅びの遺伝子　lv1(15)

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