タグ： せんりん

少し頭がよく勉強も割とできて、運動神経はその分だけ多少悪い。 普通の家庭に生まれ、普通に成長し、普通の生活を送っている。ただし、その中で本人はいつの間にか覚醒していた。 見えてはいけないものが見える……最初は何んとなーく、家にある機械の構造が見ただけで分かる程度だった。 故障した機械のどこか悪いか……指をさすぐらいだった。両親はてきとーなことを言っているように捉えた。 成長するに従い、それはおかしいと気づいた。それと同時に、そういう道具や機械の構造、成り立ち、歴史に興味をもち調べるようになった。 そうして、その日は日帰りで少し遠くの廃墟に行った時のことだ、ああいう場所には時々見たことない古い機械とかあって楽しい。 そんな時に、ジャームが隠れ住んでいた、戦闘とかできない佑は逃げ出そうとして、殺されて、リザレクトして、自分が化け物だと知った。 そこを助けられたのは「マジカル☆リンリン」とかいうふざけた名をしたフリフリの衣装を着た魔法少女だ。 ジャームを倒し、助けてくれた挙句、半狂乱の佑を彼女は止めて落ち着かせてくれた。 自分が化け物だと知って絶望しそうになる佑に彼女は言う。 「化け物でもいいじゃない？それでもあんたはあんた、えーと、あんたの名前は？」 「ゆう……谷川佑」 「佑ね。あんたが佑であることには変わりないでしょ、だったら、この世界で佑として行きなさい！」 「この世界から逃げるんじゃないわよ。今生きているのはこの世界なんだから！」 そんなことを言って、街まで送ってくれて分かれて、後日、UGNという場所から連絡が来て今のような立場になった。 別に特別な生活はいらない。好きなことをして……それだけじゃなく、将来のことをおぼろげに考えながら みんなと同じように暮らしている。 非日常のことは関わりたくないというのが本音だ。でも、ああいうやつらがいて、その中にこの世界を壊そうとするやつもいる そういうやつらから世界を護るやつらを放ってはおけないから協力しているんだ

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