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新宿在住のカウンセラー(？)。京王井の頭線沿線の雑居ビルに事務所を構え、老若男女の精神の不調の訴えを聞いている。 免許などは持っていないが、看板はうまいこと誤魔化して営業中。 営業時間は9:00〜12:00、18:00〜23:00。水日休業。 特に口コミサイトには載っていないので評価は分からないが、「先生には心の全部を分かってもらえました」という絶賛の声と「的外れなことを自信満々に言われた、馬鹿にしている」という罵倒とで二分されているらしい。 利用者はは小学生から夜のお姉さんまで色々。 アメリカ人の母と日本人の父の長男として生まれる。出生地は日本。 父母は数年前に失踪。その際に在籍していた医学部を中退している。 その後各地を転々としつつ、最終的に今の仕事に落ち着いた。 ボヤ～ッと微笑んでるのがデフォルトの表情。 【クン=ヤンの民】 彼の母はアメリカの地下帝国に棲む独立種族、クン=ヤンの民の一員であった。 母は帝国に生まれたにも関わらず、彼らの残虐な趣味を受け入れがたく感じていた。 考古学者であった父がたまたま帝国を訪れ、彼女と恋に落ち、ふたりは駆け落ち同然に出奔した。 隠遁生活の中で生まれたのがPCである。 父の故郷、日本に居を構え、しばらくは家族水入らずの日々が続いたものの、クン=ヤンは脱走者を許さなかった。 追っ手の気配を感じた両親は非物質化し逃走。存在を知られていなかったPCは親と別れる。独りで生きていくことが自身と両親の未来のためと決意したのであった。 門司　航は偽名であり、本名としてクン=ヤンっぽいのと日本っぽいのとが混ざった名前がある。 母と父の知識は彼に受け継がれている。 母が嫌ったクン=ヤンの向刺激性はしかし、彼の血にも流れている。 クン=ヤンの民の特殊能力のうち、彼には「他人の思考を読み取る」テレパシーが遺された。 彼は他者の荒れ狂う精神を眺めることで自身の無聊を慰めている。 カウンセリングはその副産物に過ぎない。 自分の気持ちよりも先に他人の気持ちが分かる人生だったので、自身の感情については疎い。 自分のことは合理性優先、他人のことはその人の感情優先で行動する。 父と母がかなり熱愛カップルで彼自身も愛情をこめて育てられたのだが、自分にもそんな強い好意や反対の悪意があるのかどうか分からない。だからますます他人の内面を覗きたくなるのである。 母が嫌っていたのでクン=ヤンの帝国に関わることも避けている。というか見つかったら異分子として殺されかねない。 あまり世間に目立つようなことは避けている。 クン=ヤンの民の不死性及び非物質化能力は遺伝していない。普通に死ぬ。 母親から一つだけ呪文を教わった。※フレーバー。セッション中は使わない予定 ＜呪文：夢の映像＞基本ルルブP290 呪文の使用者または対象に予知夢を見せることができる。MP消費３． 夢の中でも＜心理学＞しまくっている。 【補正】 クン=ヤンの民は科学・芸術技能に+10％の補正がある。 彼は純血ではなく帝国で育ってもいないため半分の5%の補正を<医学><化学><芸術><生物学><地質学><天文学><博物学><物理学><薬学>で受けている。 ただし、テレパシー能力により他者の思考を読み取る能力については特によく遺伝しているため、10%の補正を受け、技能値を99%まで取得している。 そのほかのクン=ヤン人の特性は持っていない。

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