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フリーの用心棒。ヤクザからの理不尽な取り立てに遭っている店のみ雇われるのが信条。用心棒稼業が暇な時は日雇い鳶職として汗を流している。 元々は関東で一、二を争う力を持つ極道一派の跡取り息子。その家柄故に幼い頃から友達が出来なかったが、高校時代に知り合い大学まで共にした唯一無二の親友の家族を自分の家が流した覚せい剤により無茶苦茶にしてしまったことへの罪悪感が、積もり積もった実家への不信と反抗に火をつけ、大学を中退。家を飛び出し、決まった住処は持たずに各地をふらふらしている。実家からは跡取りとしての教育を施した唯一の実子として連れ戻す為に追われる身。 快活だがどこか思慮深い性格。好きになった相手ならば性別は関係ないタイプで、好意はオープンにしていくスタイル。だが、自分の生い立ち故に、深いところへの一歩を避けがち。 相手に反発されながらも好き好き言ってアタックして割とその気にさせておきながら、ある日突然『今まで煩くしてごめんな』って言って目の前から去ってしまうタイプ。質悪い。(大体は実家からの手荒なお迎えに相手を巻き込まないために去る)。 鬼島の苗字を嫌っているため、あまり姓を名乗らない。九郎という名前も好きではないため、初対面の相手でもクロというあだ名で呼ばれることを望む。 小さい頃の夢は困っている人をヒーローだった。用心棒稼業をすることで、忘れかけてたその夢のほんの端っこに居るような心地に救われている。 《技能取得理由》 ・近接戦闘技能→用心棒なので武力は必要。これ村の掟。大学在籍中まではいわゆるインテリヤクザの教育を受けてきたため、戦いはあんまりだった。家を出奔してから野良試合で覚えた喧嘩スタイルの戦い方。 ・拳銃→ハワイで親父に習った。 ・登攀→鳶職もするので登攀は必須。これ村長の教え。 ・説得→その風貌の派手さから反社会的勢力っぽさをどうしても感じさせてしまうので、相手の警戒心を解くための話術的な感じ。 ・経理と心理学→大学在籍中に取った杵柄。今の状況から見てあまり使うことはないと本人は思ってる。

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