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アイヌ人の母を持つ北海道出身の元軍人。 アイヌ名はイメル（稲光）。 幼少期に共に帝都にやってきた叶くんとは幼馴染である。 体にいいからと思って黒ヤモリの干物を叶くんに食べさせたこともある。 非常に好奇心旺盛な性格で年の割に落ち着きがない。 ボタンがあれば押し、珍しいものがあれば匂いをかぎ、口に含んだりする。 興奮したり分が悪くなるとアイヌ語を話し出して誤魔化そうとする癖がある。 アイヌとの混血を理由に理不尽な目にもあってきたが自身はアイヌの血に誇りをもっている。 家はそれなりに裕福で複数の学問で教育を施された。 しかし好奇心旺盛故に興味の対象が散りぎみ。 幼馴染の叶くんの目を治そうと医学にも精通したが治せないものだとなんとなくわかっている。 徴兵され、幼少期のように好奇心で引き金を引いて数多の後悔とトラウマを負った。 軍属であったがシベリア出兵を最後に軍を退き、現在は帝都大学で教員をしている。 戦時中のトラウマを忘れるために私設研究所でも働き研究に没頭。 資本家の娘、我妻白露と結婚しているが概ね主導権は握られている。

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