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檮杌(トウコツ) 中国神話に登場する怪物、四凶の一つとされる。 尊大かつ頑固な性格で、荒野の中を好き勝手に暴れ回り、戦う時は退却することを知らずに死ぬまで戦う。 幼い頃に事故で両親を亡くし、父方の叔父家族に引き取られ何不自由なく過ごし、中学の途中からはZ市からN市へと引越し安アパートで一人暮らしをしている。 学校をサボったり、遅刻早退常習犯だったり、ゲーセンに通ったり、喧嘩に巻き込まれたりと、素行に問題ありな点があり、かつ強面であることから一般生徒からの評価はあまり良くない。ただし本性は面倒見が良く情に厚いので、頼りにしている人も少なくない。特に中学から一緒の生徒からは一目置かれている。が、容易に近寄ってきはしない。 2つ名として『八万殺しの虎』という名を持っており、尾ヒレがついて大変なことになってる。 舎弟を名乗る者も多いのだが、そんなものを許した覚えはなく、むしろ迷惑している。彼をN市公立高校の頭にしようという者もおり、同じく頭にされようとしている相波派と勝手に対立しているらしい。当の本人たちは同じ境遇なのを互いに迷惑だなと言い合う仲。 校則違反だがバイク登校、中古のバイクを自腹で買って乗り回している。 コソコソしてる人間や、嘘をつく人間が大の嫌い。弱い人間もはもっと嫌いで、逃げるの文字は辞書にない。 女子の好みは清楚系、守ってあげたい子が好き。弱い。 両親が死んだ事故―事件に、彼自身も巻き込まれておりUGNによる記憶操作で巻き込まれなかったことになっている。またその際に起源種と呼ばれるレネゲイドに感染していることが確認されていたのだが、覚醒するに至らず監視対象となっていた。 記憶の中の違和感と、誰かに監視されている様な感覚を常に抱えており、中学生の多感な時期にそれが気に食わなくなって近隣の不良学生に片っ端から喧嘩を売ってはその度勝ってしまったことが2つ名の由来。当然八万も手にかけてはおらず、八十程度に収まっているとの本人談。 規模が大きくなり、そこそこやばい不良高校生にも勝ってしまっていたため、ヤの者に目をつけられる可能性もあっため転校してきたという背景がある。この件で義理の両親に迷惑をかけたために、N市に越してからは自分から手を出すことはほぼ無くなった。 この喧嘩時期に覚醒してしまうのではないかとUGN側はヒヤヒヤしていたらしい。その問題児が引っ越すという連絡を受けて、当時監視を担当していたZ市の面々は肩を撫で下ろしたとかしないとか。

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