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八里　啓介（はちり　けいすけ） 10歳下の病弱な妹・紗那（さな）がいる。 妹や妹のような子たちを助けたいと思い、努力の甲斐あって医学部に合格。 6年通うも地頭はそこまでよくないため、念願の医師にはなれず。 大学卒業後、アルバイトで生計を立てるようになる。その頃、14歳の紗那は体調が優れず、入退院を繰り返していた。 フリーターであるため、ほぼ毎日のように紗那のお見舞いに行っていた。 お見舞いの際、妹から歌声を褒められたことをきっかけに、妹を元気づける方法として歌手になる決意をする。 それ以降、アルバイトやお見舞い後に路上ライブをするようになる。 歌を聞いて足を止める人はまばらであったが、ある日音楽事務所からスカウトされる。 ここ最近仕事が増えてきたことにより、妹の元へあまり行けなくなっている。 元々妹を元気づけるために歌手を目指していたのに、これでは本末転倒では、と頭を悩ませている。 お見舞いの時は、妹が好きな作家の本を持って行き、それについて話をしたり、妹の写真を撮ったりと穏やかな時間を過ごしている。 紗那が他の患者に声をかけられているのを見かけることが多く、その度に威嚇している。 ＜通過シナリオ＞ ・心臓がちょっと早く動くだけ ・そこに勇者はいた（ロスト）

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