タグ： くろさわ家

「ま、俺が担当なんだからなんも心配いらないね！」 「任せとけってこの天才にさ！」 「……大丈夫、俺がついてる」 3歳までは孤児だったが、あまりその時のことは覚えていない。父がいて母がいる。一般的にはそうらしいが、自分はどうやらその一般的、な枠ではないらしい。どこにいるかもわからない父と母だが、なぜ自分がこうして家族というのがどんなものか知れないのかは知りたかった。会ってみたい、が、いるのかもわからない。 引き取られてからは、父、と呼ぶにはどこか違和感があった。が、父親と呼んだ方が関係は円滑に進むであろうと、父さん、と呼ぶ。後に親父に変わるが、今は家でも外でも院長だ。現在は別居している。引き取ってくれたことを素直にありがたいと思っている。 入れてもらったのは日本有数の進学校。みな、将来を約束されたものばかりで、休み時間もずっと机かじりついて勉強し試験に備えるような小中高時代であった。めめはそうはしていなかったが、きちんと点数はとっていた。それもあって、必死に何をする姿はかっこ悪いという子供の時からの刷り込みがある。 大学ではようやく友人と呼べるものも数人手に入ったが、広く浅くであった。元来の頭の良さで飛び級することになり、同期と呼ばれるものはいなくなるのだが。ただ、ようやく学びたいことを学べるのは純粋に楽しかった。 性格は陽気で自信家。しかしその実かなりの慎重派で人の生死に関して冷静、冷酷という一面もある。がそれは気をつけて隠している。天才と自分のことを称するが何もしなくてなにかが出来るものはいないだろう。新しい論文が出ればすぐに目を通し、手術の前はどんなに繰り返したものだろうと単純なものだろうと念入りな検査やシュミレーションを忘れない。努力のできる天才であった。おちゃらけて見えるが仕事に関してはこと真面目。が、そんな自分は恥ずかしいので隠している。だって何もしなくてなんかできた方がスマートでかっこいいじゃん。 特徴表付随探索者(使用はKPに一任) (1-5)天才/生まれつき頭の回転が速い。INT+1。 (5-1)動物に好かれる/独特のたたずまいのおかげか、たいていの動物がなついてくる。 経験シナリオ(ネタバレ注意) 20191004 紡命論とシンギュラリティー(KPぺちこさん) 幻季 悠季(虎繪さん) 曽爾原 篝(たつみさん) 加賀地 千里(大和さん) 俺たちはずっと、これからも、最強のチームだ！ 20191013 DEAR ANGEL(KPぺちこさん) ？まぁ、手伝いにまた呼んでくださいよ！ 20200417 ヒポクラテスの渋難(KP大和さん) なにが正しいかはわからないけれど、自分の信念に付き合ってしまった 20200812 飼う男 ぽめろんHO1ネタバレあり閲覧注意 アスクレピオスの杖について 生死判断の目は、目視した相手のバイタルサインを目視で確かめることが出来る。 それは脳波の有無、脈拍の数値、体温、そういった情報を『目』にすることができる。 人目見ただけで判断できるものである。 AF「治癒の軟膏」 本来の治癒の軟膏よりも効果は薄いものとなっている。傷につければ即座に＋1d3ポイントの耐久力を回復し、1か月以内に傷跡も残らず完治する。

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