タグ： Astaroth・Alexandria・Loveheart 無記名の観客席

生まれは不明、スラム育ちのロンドン兵士。 国からの徴兵の際に拾われ、現在は軍の管轄において真っ当な生活を過ごせている。(ヴィクトリア朝の軍がそうとは限らない) 赤目にヤギ目であるためスラムでは忌子か悪魔かと囁かれていた。故に、慈悲としての恵みも無く盗みや強盗まがいのことは慣れてしまっている。ただ信仰心は未だあるために無駄に罪悪感などに苛まれている。 ネクロフィリアに目覚めてしまったのは、いつかに参加した戦争での前線に出された時であった。 身寄りもなく、また愛情とは何かが定義づけられないままの少年であるアスタロトは、唐突で、さらに明確な人の生き死にを目の当たりにして...やはり人の子であったのだろう。連日重なる爆音や血飛沫、悲鳴に発狂しかねた脳は、バグを起こしたか回避のためか──徐に、自分に食事はどうだと誘ってくれた...足元に転がったその兵士を見て、「美しい」と思ったのだ。 次いで、悲鳴すら出せないままに固まった口元。死して先まで動いていた指は固まり、自分に対して暴言は吐かずありのまま受け止めてくれる...冷たい温もりのない体。かつ、時を止めた人間の造形のなんと愛おしいことか！ 死に魅了された彼は、溢れんばかりの初めての“愛”に感涙した。しながら、戦場で「美しい」と思う遺体に対し生まれて初めて自慰すら行った。 「嗚呼主よ、僕は死者の領域を汚してしまいました。これは大罪であります.........ですが、もう一度汚れたこの魂なれば、何度やろうと変わりませんよね」 ----------------------------------------------------------------------------- 一人称：僕/二人称：貴方、貴様、○○さん(些細にのみ様) →身近に無性の愛や身内がいなかったため、感情を表現するという術がよく分からない。よって、極めてリアリストである。 長いものには巻かれろという心持ち、そしてスラム出身で孤独であったが故に“己がやらなければ誰も助けない”という精神が染みついていて、一人になった時に泣き言などは決して言わない。 去る者も来る者も知らぬ存ぜぬだが、自分に暴力も反抗も同意も何もしない死体に対してだけは気分が高揚する。それが例え防衛反応でも。神に背いていても、この世にこんなに美しく愛おしいものに反応するなという方が、難しい話だ。虚無かな？コイツ..... スーパーファンタジー設定なので王室末端の第460315くらいの血筋を持ってる。多分王室一部以外分からん。

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