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とある大きな組織のお抱え闇医者 医師免許を取らなかったのはその組織の抱え医者の先代のじーさまに教わってたら気が付いたら開業してたから。 たばこが無いと死ぬ。たばこ＝命。たばこさえ吸えれば神話生物にもライターを差し出す。 シナリオ「喫煙所にて」「行きはよいよい」クリアでSAN増えてます シナリオ「ホウセキノイタミ」クリアでSAN,技能成長あります シナリオ「納骨のヴィトヴェ」クリア　SAN減少、成長あります 伏木景吾（ﾌｼｷｹｲｺﾞ）　なんて名前の探偵を助手にした。これから沢山雑用させてこき使いつつ、体の古傷を綺麗にしてあげるつもり。 絶対言わないけど。 シナリオ「スモーキン・バラッド」クリア　SAN減少あります シナリオ：納骨のヴィトヴェ　以下ネタバレ 元々両親に愛されてもおらず、幼少期からネグレクト気味だった。 中学を卒業した日に帰宅したら両親はおらず、知らない大人たちが待っていた。 「両親がお金を借りて、返さずに逃げた。」 それだけ聞いて自分の人生がどうなるかを察した。 幼い妹（珊瑚）を人質に取られて逃げることも出来ず、高校には通わせて貰ったがそれはただ基礎的な学問を学ぶ為で、毎日組織に出向いては闇医者のじーさまから裏社会の事、医学（検死、外科内科、精神科様々）、薬学を詰め込まれては怪しい取引の見張りをしたり怪しい物を運ばされたりした。 高校を卒業したら本格的に組織に抱え込まれ、中々家にも帰れない日が続く。 妹の学費の為、両親の借金返済の為、必死に組織から貰える日当を稼いでいたが、唯一残された妹と過ごす時間は幾許も残っていなかった。 ある日まとまった休みが取れたので数日ぶりに妹の待つ家に帰ったらそこで首を括る妹の死体と対面する。 必死に救助活動を行うも死後半日以上経っており、妹が息を吹き返すことはなかった。 遺書にはとある探偵に告発されたが無実であること、自分に心配をかけまいと言えなかったこと、最後に「お兄ちゃん、ごめんなさい。」と震える文字で紡がれていた。 何度も書かされた死亡診断書を、妹の為に書き、組織に連絡して祖父母が眠る墓に埋葬した。 その日から煙草に火をつけるようになった。 妹を救えなかった自分から、愛する人がもういない世界から目を背けるように、何も見たくないと白煙で誤魔化すように煙草を吸ってはため息をこぼしている。 気付けばじーさまが居なくなっていたので自分が組織の中でそこそこの立場になっていた。 もう両親の借金も返済終わっており、煙草にしか使わないお金を貯めている。 人には肩入れしない。 もう何も大切な人など作らない。 ゆらゆらと揺れる煙草の煙のように、ふわふわと、のらりくらりと歩いていく。

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