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クトゥルフ2010　作家ベース そこそこの新人作家。大学中に執筆したデビュー作が文壇のお偉い賞に引っ掛かり、思わぬヒットを果たす。 人文系の私立大学に通っていたが、デビュー作のヒットを受け中退。その後、数年間プロの作家として活動し、若輩ながら中堅作家に数えられるほどにはなったものの、本人はいまいちピンと来ていない日々を過ごしている。独特の表現が売りの怪奇小説や、大学時に得た医学的知識を生かした推理小説を出版している。現在は、神話的事件で得た知識を僅かに取り入れており、さらにコアなファンも増加中。 性格はフランクかつ快活で、悪く言えば軽薄。外見も今どきの若者風ではあるが、一応礼儀作法などはしっかりしている。 割とナンパな性格であり、自身がフリーの時は気に入った女性がいれば積極的に声をかける。しかし、外見はともかく内面があまりに胡散臭いので長続きしない。 以下生還したシナリオの一部ネタバレあり。 『370』生還。SAN+４ 生還後、怪奇小説「霧と夢のユウランヒコウ」を執筆。ネズミを少し苦手になり、ディ〇ニーアニメが見られなくなった。これより先さらにオカルトに傾倒することとなり、新人賞で稼いだ賞金の殆どを旅行のためのバイクと旅や古物蒐集に使い首が回らなくなる。 『延命病院』生還。SAN±0 生還後、推理小説「永らえるもの」を執筆。夫婦の愛の終わりを描いたものではあるが、舞城の小説には珍しく、救いがあるエンディングを迎える。年上の女医さんにお酒の勢いでアタックするが、酔いつぶれて眠ってしまった。神話的事象が人間に何らかの影響をもたらすものであることを確信し、日本各地を探し回ることになる。 『迫りくる闇』生還。SAN+4 生還後、怪奇小説「デュラハンの牙」を執筆。謎の怪異に呪われた若者たちの奮闘を描いた半伝奇ものの小説。ネットの世界にも怪異が潜むことを知り、小説執筆にだけ使っていたWordの知識だけではダメだと感じ、通信制でコンピュータを勉強し始めた。 『縁と命は繋がれぬ』生還。SAN+5 生還後、ジュブナイル小説「浅葱色の夏」を執筆。夏の終わりに田舎に戻ったある男が高校生時代を回想し、友人との過ぎ去った青春の終わりを回想するという内容。何を思ったか初の青春小説を執筆。本人の意図とは裏腹に若年層に受けて、読者層が広がったと編集にも好印象だったとか。 500万円の借金は返済したものの、どうしても欲しい骨董品を手に入れるために危険なバイトを受けようとしている。 『昔日の残影』生還。SAN-10 生還後、怪奇小説「エスケイプ・フロム・イエスタディ」を執筆。過ぎ去ったはずの過去に追われることになる男の逃避劇を描いた作品。舞城の作品の中でもかなりマニア向けで、独特の描写と飛びまくる時系列のせいでかなり高い読書レベルを求められる。事件の後遺症から、以前よりも神話的存在への知的好奇心を強めている。 『あの踏切にいる』生還。SAN-5 生還後、大学時代から住んでいたアパートを引き払い、そこそこ良い新居に移った。この時に、ホラー小説家としての箔をつけようなどと思い、曰くつきの物件を選んだのが運の尽きだったと、後年の舞城は回想する。 『アシヒキサマ』生還。SAN-17 何とか生還はしたものの、不定の狂気に陥り、短期の精神病棟への入院を経験する。しばらくの間、人間の生足と赤ん坊が怖くて仕方がなかった。回復祝いに人里離れた古民家に泊まるというリフレッシュ旅行を企てたのだが……。 『ジョウジョウサマ』生還。SAN-1 『赤い月』生還。SAN+9 『残光の島』生還。 舞城カラーコード（F4A460）

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