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陽気でほがらかで、少なからず酒癖の悪い身元不明の金髪女性。 幼げな顔立ちに反してそこそこ歳を喰っているとか。なお本人の前でそれを言うと問答無用で殴られる。 数年前、湾岸スラムエリアにどこからともなくふらりとやってきて、そのまま住み着きだした。 人当たりがよく、よそ者に厳しいスラム民ともすぐに打ち解け彼等の仲間となった。 後々になって聞くとヒーローライセンスを持つプロのヒーローとのことだったが、少しもそんな風には見えなかったとはスラム民全員の言。 いつもスラムのどこかで猫のようにぐーたらしている……と思えば時々数日姿を見せなくなることがある。 帰ってくると大抵は袋いっぱいに酒瓶を買い込んでいたりするため、そういうときは他のスラムの住民も呼んで宴会を開く。 ただの飲ん兵衛にも見えるが、スラムで困っている人がいれば積極的に助けに入るその姿から、スラムの相談窓口の一面も持つ。 その正体は、かつてヴィランの脅威から人々を守るため立ち上がった日本で最初のヒーローチーム「護人会」、その初期メンバーである。 音速を超える速さで繰り出される必殺のラッシュから、ついたあだ名は「絶影」。 レネゲイドウォーにおいてその名はヴィランから怖れられ、多くの人々の希望となった、伝説のヒーローである。 だが時代は変わり、大衆の娯楽としての一面が強くなっていったことで、今あるヒーロー制度とはやがて馬が合わなくなっていく。 今のヒーロー制度を肯定するパラディン、オーヴァードの管理対策を主と置くR対策室の霧谷とは袂を分かち、7年前に彼女は野に下った。 今では肩書こそプロヒーローとしての籍は置いているが、UGNを通さずに自分の好きに人々を助けるために勝手気ままにヒーロー活動を行っている。 ……のだが、そんな生活でまともな収入など入るわけもなく、やがて家賃滞納のため借りていた家を追い出され一文無しへ。 人当たりの良さとヒーローとしての正義感を除けばどこに出しても恥ずかしいダメ人間社会不適合者な彼女はホームレスへとジョブチェンジ。 流れ流れて湾岸スラムエリアへとたどり着き、上記のような生活を送るようになったというわけである。 【RP指針】 一人称：わたし　 二人称：お前、きみ 好きな物：酒、人助け 嫌いな物：アイドル、借金取り 目的：平和な世の中

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