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絶対に顔を明かさないファッションデザイナー。 作る服は女性に大人気。多種多様な女性のツボを突き新作が出れば売り切れ続出。しかし、kaguyaと言う名前だけしか出回らない、性別も姿もどのような者なのかは全くの謎のデザイナーである。 そんな、kaguyaに最近少し変化が訪れた。 女性服をメインでデザイン作成をしていたのに、突然に男性服のデザイン・作製を始めた。 もちろんkaguyaの作る服だ。瞬く間に人気の商品となった事だろう。しかし、風の噂でこのような事が囁かれている。 「とても素敵な男性服を作っているのに、それ眺めるkaguyaは良く寂しそうで、少し泣きそうな顔をしている」と。 自他ともに認める顔面偏差値が高い長身の男性。三十路← 一人っ子である為兄妹と言うものが居らず、 幼少期の頃からの幼馴染である卯ノ花と真田、そして東雲の事をを実の妹と弟の様に可愛がっておりデザイナーの職業に着いたのも幼馴染に可愛く綺麗にかっこよく着飾りたいが為に勉強始めたのが切っ掛けだった。 卯ノ花を「きうちゃん」と愛称で呼び、彼女から与えて貰えるお菓子達は仕事で疲れた暁星に取っ手の最高のエネルギー源。自分の好きだと言ったレモンパイを練習してくれてる彼女の姿には計算も打算等は無く純粋に暁星自身に喜んで貰える為に努力してる姿が伺え、その事が暁星にとっては1番嬉しかった。いつまで経ってもきうちゃんは守るべき大切な末っ子で、自分よりもずっと強くなっているが、どうしても甘やかし守る癖は着いてしまっていて、暁星自身もそれを治そうとする気は無い。表情の少なかった卯ノ花が少しずつ明るさ、そして甘えてくる事が何よりも嬉しくてもっともっと甘えて欲しいと考えている。 2人目の幼馴染真田を「さいちゃん」と愛称で読んでいる。 きっと初めは拙いただ布を繋げただけでスカートだったのだろう。幼少期から顔が整っていた暁星はあまり家に出る事はしなかった。家で拙いながらも紙で出来た帽子や服等を作っていたのかもしれない。ある日、子供ながらに服（とよべない布）を作り上げた。それを見た彼女は褒めた。全身を使って凄さを表現し。自ら着てくれたのかもしれない。その言葉、態度に暁星はデザイナーと言うものになりたいと思った。 大人になってからもそれは変わらず、どのような作品を作っても全力で褒めてくれる。物心も知恵も付き、自分が周りからどう見られるかも分かる年代になっても、彼女の言葉に裏表は無く暁星を褒めてくれた。純真で真っ直ぐな言葉にいつも暁星は励まされ、スランプに陥る事があってもめげず、挫けず、デザイナーの道を貫く事が出来た。 その思いがあるからこそ、自分の作った服を惜しげも無く渡している。 3人目の幼馴染、東雲通称「あずくん」。 彼の事は同性と言うものあり、女性2人の幼馴染とは少しだけ接し方が違っていた。 基本的に見守るポジションの立ち位置につく暁星も彼の前だけは少しだけ童心に返り冗談を言ったりしていたのだろう。 車で大事故を起こした時も、暁星は人の色々な感情の入り交じった視線を浴び続けきたからこそ、彼の視線に偽りなく、車をかっこいいと思ってる事。もしかしたら。かっこいい所を見て欲しいと思ってる気持ちまで暁星は察していたのかもしれない。だから、車を貸し。そして事故が起こったとしても彼の事を怒る事をしなかったのかもしれない。 そして、3年前から姿を表さなくなり、少し心配し、また会えた事に喜びを覚えていた。 持ってきているから。と言われ、持っていかなかったがちゃんと彼の分の浴衣も用意していて、今もそれは部屋の片隅に飾ってある。 兄と言う立ち位置で最年長。 いつでも理想の兄でいたいと弱音を表に出す事は無かった暁星たが、きうちゃんもさきちゃんも、その事を口に出さずに突然に遊びにきて、お菓子を振る舞い楽しくお喋りしてくれる幼馴染達の事をほんとに有難く思っている。 顔面偏差値の高さから、女性の纏わり、男性の理不尽な因縁、多様な嫉妬等など、幼少期からわりと色々と散々な目に合っている為に、多少の人間不信。自分の身と幼馴染を守る為の護身術として足技に特化している。（喧嘩をしたい訳じゃないので武道は習っていない） 幼馴染達に心を開いているのは幼少期から変わらぬ態度で接して居てくれる為。 顔を明かさないのも明かした事で幼馴染達に何かしらの危害及び迷惑を掛けることを阻止するため。 性格は幼馴染の前では穏やか。 それ以外だと少し冷たげに接する。 結婚願望は今の所全くない。 「そんな事よりきうちゃんとさいちゃんに似合う服を作りたいから。」 一人称／俺 二人称／貴方、きうちゃん、さいちゃん、あずくん 「縁と命は繋がれぬ」トゥルーエンド 最後にあずくんの事を見つける事が出来てよかった。1人で暗い所で寂しかったね。遅くなってごめんね。間に合わなくてごめんね。 助けにきたよ。 会いに来てくれて、遊んでくれて、 俺たちを助けてくれてありがとう。 あずくん。

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