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現代探索者 芒孨風 (すすき そよかぜ) 天文学、地質学を勉強している18歳。 風に当たるのが大好きで昼でも夜でも暇な時は外に出て空を眺めたり走ったりする。 じっとしているのが苦手。 一人称はそよ 《ヒトの目醒めよ、幸あらんことよ》 ▽ヒトの目醒めよバレ有り ------------------------------------------ 探索者は、「ショゴス」である。正確には”だった”ものと言える。高い知恵を有したショゴスの一族たちの中で育った探索者たちは、月日の流れによる学習によって「人間」を完璧に複製しその皮を被り、あたかもヒトであるように、機械では再現できない感情を持って振る舞えるようになったのだ。 探索者たちは自分のことを「ショゴスという神話奉仕種族」だとは気づいていない。一族のものはより人間に近い複製をものにしたいが為に、古くかつての大戦で得たいくつかの都市の中でも化学資料が多く残された場所を巨大育成地としたのだ。その中で大切に育てられてきた一族の一番新しい子供たち、それが探索者だ。 あくまで君たちは「人間」であり、少なくとも心が根付き、自分として振る舞うようになってからはその皮が外れたこともなく、そして周りも———人であった。 その為、探索者に「職業」はない。だが興味関心はそれぞれでその学習についての自由が与えられていた為、技能は好きなように取得して構わない。 そしてHPが0になったとしてもそのまま直でロストするわけではない。SANについても同様である。本人たちに自覚はないが装甲はショゴスと同様で、凡そのことがなければ体力が飛んでロストという話にはならないだろう。だが、人間体型を取っているため銃火器、刃物他多数への耐性はない。切れるものは切れるし燃えるものは燃える。そして何より完璧な複製は体内の循環液でさえ、同じものにしている。

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