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怪盗名：怪盗 黒銀 夢：探偵に、本当の己を理解されたうえで、捕まること 決め台詞： ①逃げる時「(高笑い)今回も私の理解者は現れなかったようだ。」 ②登場時「(高笑い)さあ、今宵は主役は現れるのか・・・。銀幕の続きを始めようではないか。」 ③お宝奪取時「(高笑い)我が理解者になれない端役の諸君、この私がお目当ての物を奪ってしまうぞ？？」 ④再登場時「」 ⑤「今宵は有意義であった、残念ながら今宵も我が幕は降ろされない・・。しかし、わが夢の果てへとつながる兆しも見えた。さぁ主役と粗末な端役の諸君さらばだ」 ■概要 怪盗。表の顔はなく、ただ怪盗として盗んだものだけで生活している。 幼少期の環境により性格が歪み、自身の生よりエンターテイメントを優先し、危険なことであろうと平然と行う。 ただし、それは自身の人生に華々しい終幕を迎えるための重要な役割である「探偵役」をおびき寄せるためである。 性格は変装時によって様々、怪盗時は一貫して傲慢、快楽・刹那主義、冷酷。 現状は、怪盗を演じているので自身の本当の性格はあやふや。 怪盗名　黒銀　の由来は、かつて幼きまばゆく輝く銀が地獄という毒によって汚され、黒く変色した様から。 探偵には黒い己から本来の銀色を取り戻してほしいという念から。 ------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------ 以下適当な行動原理のようなPCの根底的な部分 彼にとって、犯罪は日常だ。 ルンペンネズミとして生きてきた地獄というべき過去は、道徳的観念を破壊した。己と同じルンペンネズミは仲間ではなどではない、友なのではない、生きるために蹴落とす存在だった。明日生きるために食べ物を盗む、人から金を盗む、人の命を盗む。生きるために日常的に行う犯罪はエスカレートした。 彼にとって、泥棒は暇つぶしだ。 犯罪重ねる日常が過ぎていき、生活も安定した。惰性で重ねる犯罪は酷くつまらなかった。ただ、金持ちから金品を奪う時、胸がスッとした。用心棒から命辛々逃げる時の心臓の鼓動と汗は、自分の中にある鬱屈とした感情を洗い流した。 彼にとって、怪盗はエンターテイメントだ。 子供の頃に盗み見た銀幕は、その名の通り輝かしい世界に憧れた。人は誰しも己という名の銀幕の主人公だ。しかし、只の泥棒など掃いて捨てるほどいる。人生を彩るにはエンターテイメントが必要だ。だからこそ、己は泥棒から怪盗になる事を選んだ。愉悦を得るために犯罪を劇場とする、誰にも理解されない孤独な存在に。 彼にとって、探偵は友になり得る者だ。 己を捕まえるためにありとあらゆる手段と優秀な頭脳を使い、彼のエンターテイメントに終止符を打つ存在。勿論捕まって終わるつもりなど毛頭ない。だが、孤独な怪盗である己の全てを理解し得るのは、己を捕まえ得る彼だけなのだ。そんな唯一の理解者を友と言わずしてなんとする。 そして、彼にとって、夢とは終わることだ。 己を真に理解した探偵によって捕まり、怪盗として終止符を打たれる事。それはつまり、唯一の理解者を、友を得ることなのだ。子供の頃から憧れた、己に寄り添ってくれる者。それを得ることこそが、己が主役の銀幕、その閉幕に相応しいのだ。

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