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投刀塚 司（なたつか　つかさ） 32歳男性。173ｃｍ　 山岳写真家。 学生時代にとある映画を見たことで感銘を受け、山岳写真家を志した。あこがれの人物はジミー・チン。 自身も最前線で山を登りながら、自然やそこで奮闘する人間の姿をカメラに写し、写真集として出版している。 このたびは世界最高峰のクライマーの一人といわれるPC1の勇士をカメラに収めるために参加。 山頂で飲むコーヒーが何よりも好きで、かならず珈琲豆は登山に持っていく。 ただでさえ命がけの登山。そこに10キロ以上の撮影機材を持ち込んで参加するため、他の参加者に比べてはるかに体力を消耗するし、滑落の危険も高い。いつかはこの命を落とすことになるだろうと、彼は覚悟を決めている。ゆえに、山に行くたびに遺書を2通残している。一通は家族や知人に向けたもので、自宅においてある。 もう一通は、自分で携帯している。エベレスト級で命を落とした場合、遺体の回収は困難。多くの場合、放置され、行方不明扱いとなる。それでも、いつの日か、故マロリーのように、誰かが自分の遺体を発見し回収してくれたなら、、、そんなまだ見ぬ彼らへの感謝などをつづっている。 体力の続く限りは山に生きようと考えている。

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