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■職業特記：ホステス　EDU10+APP10　身だしなみを整えているときAPP+2　※外に出る時はAPP+2して19になる ■2015特徴①：オシャレ　APP+1 ■2015特徴②：動物に嫌われる　+40pt 夜は風俗嬢「アキ」、昼はオペレーターを兼業している。お金が欲しい。 オペレーターといっても基本は口車。専門的な話になったらさっさと担当変わってるので知識があるわけではないのだ。 哀しみの感情を持たない。 人の心の機微を読むのが壊滅的に下手。本来は怒りっぽくサバサバしているが仕事ではにこにこ耐えまくっている。 父親は酒乱で暴力癖がありよく母とともに殴られていたが、悲しみも感じることなく ただ　はよおわんねぇかな　と思っていただけ。痛いしうぜぇから。 その態度が余計生意気としてさらなる虐待受けるのだが、本人よりも母親が参ってしまい 止めようと娘をかばった先で父のふるった酒瓶の打ちどころが悪く昏倒。 ……それを見ても　間に入るからじゃん　としか思えなかった。感慨もクソもねぇ。 母の入院騒ぎで父親もさすがに暴力を振るうことには反省したのか、性行為を強制されるようになる。 余計クソになってねえ？　と思いつつももはやどうでもいい。 たまに父が機嫌のよいときに焼き鳥を奢ってくれる。それで十分だった。 食べることは好きだ。やったぜ。素直に喜んだ。 傷だらけの見た目と不遜な態度で、小学生時代はいじめられもしたが うぜぇ　としか思えずやり返し、逆に相手に圧をかけていく。チンパン。 しかしやりすぎるきらいにあった砂乙女をいさめつつ友達でいてくれた子もいた。 誰を寄せ付けることもなかった砂乙女にとって唯一心を許せると思っていた相手だった。 友人は本好きで、勉学に励める家庭環境にない砂乙女は、よく一緒になって図書室で時間をつぶした。 咲間葉雪の小説を読んだのはこの時である。はじめて心に残るものだった。 図書室にこもりながらこの作家について調べ、失血死をしていることを知る。 そうか、そうやって死んだのか。 友人とはそのまま小学生時代を共に過ごし、中学になると本多も混ざるようになったんじゃないかな。同級生。 問題児の砂乙女にもフラットに接してくれる数少ない友人だった。 相変わらず家では父が暴れているが何の感慨もわかないと感じていた頃 母と友人の一人が亡くなる。　友人のほうは不幸な事故だった。 しかしそれですら砂乙女にとっては　衝撃、ではあったものの悲しむには至らなかった。 事故の様子をきいて、ああ、それは死んじゃうなぁ　と思っただけだったし 母についても、やっと眠れるのかという気持ちと　入院費気にしなくて済むな…という考えのみだった。 この思考にはじめて怖気が走る。 自分は本当の人でなしだ。あの親から生まれたんだからそりゃそうだ。 つーかなんで親父こそ泣いてんの？殴ったのあんたじゃん　わけわかんねぇし　親父ほども泣けないなんてなんなの？ さすがに気づく。自分には絶望的に足りない感情がある。本質的に一人でいるべきだ。 学校という環境で長期間人と関わることにもほとほと嫌気がさしており 高校卒業後はすぐに仕事を始める。 本多は随分葬式でも泣いてたけど、卒業してからはどっか大学にでも行ったのかな。 夜は名前を伏せ、風俗店で働いて体を売りこびへつらう。 自分の現状を悲しく思ったことは一度もないが オペレーターとしても嬢としても、相手の話を聞くたびに　わっかんねぇ　となるので 少しでも人に近づいてみたい気持ちはある。 本多とはたまに連絡を取り合う仲ではあるものの相手からの連絡がなければ有明から連絡することはほぼない。 昔からなにかしら提案する子だったのかな。　間が空いても気がねなく話してくれそう。 今回の話に対しても、宝があるなら金も欲しいし丁度いいと砂乙女は考えてるし 何かあっても何もなくても飯奢れ、とは返してるかもしれない。 お金が欲しいのは独り立ちしたいからだ。 ======================================================== 【不定・後遺症】 ・激しい恐怖症　6カ月or6卓分 首がまがった人物の死体が見える ======================================================== ======================================================== ======================================================== 【経験卓】 ・X2U 大正文豪×現代探索者　現代PC

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