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　　桐原　波旬（きりはら　はじゅん） 　幼児の頃に親が異常に気付き、UGNが管理している病院へ行きそのままUGNの預かりとなる。なので親の顔は知らない。 　能力と言っても何かを壊すような事は無く、自身の傷の回復が異常なまでに早い事だけだったのだが、ヨハン・C・コードウェルの戦闘に巻き込まれ敵対 　友人を守る為に戦う力が発現するも、初めての戦闘により衝動が抑えられずに一般人である友人を傷つけてしまう。 　UGNの処置により、友人は何事も無く生活に戻れたが自分が隣に居たと言う記憶は、ぼんやりとしていて誰が居たのか、そもそも居たのかすら覚えていな 　いようだった。 　自身のしてしまった事を二度としないよう、そして友人を守れなかった自分が二度と自分の手の届く範囲ではそんな事をさせないと誓った。 　 　少しだけ気の弱い感じがするが、自分の中で大切な事になると強さを見せる　 　　　【日常：弱そう？　戦闘：強そう・・・？】　 　 　　UGN同僚　栗花落 恵（つゆり　めぐみ） 　　 　　学校では普通の同級生（苗字呼び）　同僚としては　認める事は多いけど　殲滅思考を理解できない守る事を１番としている為ではあるが・・・ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　同意したのだとしても、戦闘人格の存在はあまり気の良いものでも無い・・・・・・・ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　少し優しくしてるかもしれない？ 　　UGN支部長　東雲　綾乃（しののめ　あやの） 　　表向きでは雇い主とバイト　　上司として認めるがモデル業を断っても進めてくる、鋼メンタルだなぁ・・・・と思っている 　　　　　　　　　　　　　　　　　正直に言って何を腹の中にナニかを飼いこんでるのかどうか不安で仕方ない　裏切らないよな？ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　それでも案外歳の離れた姉くらいに思って一緒に居るかもしれない？ 　　　　　　　　　親の不注意だったそうだ　テーブルの上にあったハサミが腕に刺さって多量の出血をしたらしい 　　　　　　　　　病院に連れて行った時にUGNの看護師と親が目撃した　鉄の匂いがする服、血液の付着した腕　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　でも、傷が・・・無い・・・・・・・　 　　　　　　　　　 　　　　　　　　　その時のUGN所属の看護師が育ての親になってくれた。感謝する事は多い人であり、怖くもあり優しくもある人 　　　　　　　　普段と変わらない下校風景のハズだった、自分のオーヴァードとしての能力なんて自分の治癒能力が異常な程高い程度だった 　　　　　　　　何が気になったのか知らない、何を思って攻撃してきたのかは知らない。 　　　　　　　　目の前で、友人が斬られた、今思えば出血が多く見える部分を切ったのだろう。友人に俺が付けた傷以外に酷い傷は無かった　　　　　　 　　　　　　　　大切な親友と呼べる友達が居なくなってしまうと思った　傷付けた相手が許せないと思った。 　　　　　　　　我を忘れて殴りかかった 　　　　　　　　 　　　　　　　　勝てなかった　勝てなかった　勝てなかった　勝てなかった　勝てなかった　勝てなかった　勝てなかった　勝てなかった　　　　　　　 　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　力が欲しかった　　　相手を倒せる　友を守れる　そんな武器が　力が・・・・ 　　　　　　　ふと目の前に色が戻った　血に濡れた腕　見慣れぬ紅い刀　　傷が増え、倒れている親友 　　　　　　　アイツは居なかった　刀を捨て親友に駆け寄った 　　　　　　　「人殺しにだけはなるな・・・・・」　そう言って気を失った　　　 　　　　　　　母に連絡をした　5分とかからず助けが来た　　親友は運ばれていった 　　　　　　　目を覚ました時には　　　　俺を忘れていた　　　 　　　　　　守る力が欲しかった　大切な親友を守る力が　　殺す力を欲した　自分の大切な物を侵す侵入者を排除する力が 　　　　　　強く後悔した　強く渇望した　強く願った　強く　強く　強く　強く　強く　強く・・・・・・・・・ 　　　　　自分の腕の中に、紅い刀が　　　相手を斬る道具が有ると自覚した　　 　　　　　怪我の治りが早かった　喧嘩も強かった　親友に　「何かあったら守ってやるよ」と、言っていた 　　　　　立場が逆だった　守られていた　　ありがとうを言いたかった　でも、もう覚えて無い 　　　　　自分が立てた約束　守るという約束を今度こそ守る為に　敵対するヤツを斬る　人を殺しては駄目だと言った 　　　　　親友の言葉を裏切ってでも・・・・・　　自分の大切なモノを今度こそ守る為に・・・・・　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　愚かな者【ザ・フール】の名前を背負ってでも 　　　　　 　 　

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