タグ： nanakiso

おだやかで人間離れした美貌を持つ司祭。人当たりがよく常日頃からよく万物への感謝を口にする。 生まれつき足が悪いため杖をついてゆったりと歩くが、彼の恵まれた容姿と相まってその様子すら神々しく見える人間もいるかもしれない。 私／貴方／～でしょうか。～ですか？、～そうですね。 「神は貴方へふたつの祝福をお授けになられました。ひとつはこの世に生まれ出たこと。ふたつめは私と出会ったことでございます」 「かわいそうに、神の存在に包まれたことが御有りでない。ご安心ください、神は愚かな仔羊にこそその御手を差し出すでしょう」 ■参加済シナリオ 『天使の密室と不浄のロザリオ』HO4 ----------以下天使の密室と不浄のロザリオバレ---------- ■Timothy：神を敬意する／Foster：養育する 【HO4：司祭】 あなたには、ひとつの誰にも知られてはいけない秘密がある。貴方は対外的にそれを巧妙に隠すことに成功している。 あなたの闇の部分や影の部分は、緩やかな日常であったり「街の皆に慕われる教会の祭司」としての光に掻き消され、誰もあなたを疑わない。 秘密はもはや日常に組み込まれ、あなた自身ですらも普段は意識すらしていない。 ――今日が、「普段通りの一日」であれば、だが。 5/7　曇り　 時刻はそろそろ夕方になろうという頃だろうか。今日は雨は上がっているが、前日からの雨もあり少々肌寒い気がする。 あなたは修道院を兼ねたこの教会で、流れてくる讃美歌に耳を傾けていた。 もう少しで知人たちが来る、つい最近この街で知り合った3人だ。 1人はこの街の探偵。1人はこの街の兵士。1人はこの国の貴族。 もう半刻もすれば来る頃だろうか……。 あなたがいるこの教会は、多く届けられる寄付や寄贈品により成り立っている。 届く品物は街の商人や名士、国の貴族から送られたもの、記名のものから匿名のものまで様々だ。 先日、無記名の小包が届いた。消印はフランスからだ。中身は……何とも言えないものだった。 恐らくは宗教的なモチーフなのだろう、異教のロザリオといったふうに見える。 ところであなたにはひとつの悩みがある。 小さなことかも知れないが、先に述べたロザリオをあろうことか紛失してしまったのだ。 街の商人に聞いたところ歴史的価値がかなり高そうなものだということだったのに。 この教会内にはあるはずなのだが、どこへ行ってしまったのか……。 讃美歌が止む。 5人の少年達が話しかけてくる。「先生！今の俺たちの歌、どうだった？」 修道院でもあるこの教会は、孤児の引き受けも行っている。今は14歳～８歳までの少年たちと生活を共にしているのだ。 アダム(14)、ブレイク(12)、チャーリー(10) そしてつい最近引き取ったダニエル(８)とイーサン(８)だ。 子供達に讃美歌のアドバイスを行っていた時、背後の扉からガランと鐘の音が聞こえる。 この教会には裏口などは無く、正面の扉には大鐘が取り付けられており誰かが出入りすれば教会のどこにいても気づけるようになっているのだ。 その音に後ろを振り返ると一人の男性が立っていた。「趣があっていい教会ですね、少し中を見させてもらっても？」 どうやら観光客のようだ、特に珍しいことも無い。悩める者も健やかな者も、富める者も貧しい者も、観光客でもこの街の住人でも、万人に教会の門戸は開かれている。あなたはその男を迎え入れることにした。 その訪問客は、仕立ての良いインパネスコートを身にまとい、カウチンハットを頭に被り、パイプを銜えた若い男性だった。 ■秘匿HO4　 あなたは真の求道者である。 内容はシナリオ内で明かされるが、神（主）の為にとある行為を行っている。 あなたはこの行為が人道に背く行為だという事も承知している為、隠さなくてはならない。 しかし、それでも神への忠誠は揺るがない。 ＊HO4　司祭　《ナイフ》《拳銃》《医学》《隠す》《隠れる》 《信用》《歴史》《目星》《説得》《心理学》 拳銃は隠し拳銃で、1ターンに2発発射／ダメージ1d8　装弾数２ 【呪文：幽体の大鎌】 （幽体の剃刀　基本P290 の改変） ダメージは1d5+10 で、使用した戦闘ラウンドの最後に発射される。 目に見えない為、回避は不可。「呪文：肉体の保護」を無視する事が出来る。 両手で名前を書けば、1ラウンドに２発まで撃つことが可能。 ただし、壁や障害物等は貫通出来ない。

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ