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ミドルクラス出身。とある高級カジノのディーラー。カジノは警察ともマフィアとも繋がりがあるらしい。 店ではそこそこ良い立場にいるが、その若さや出身を馬鹿にされることも多く、雑用じみたことを押し付けられることもしばしば。常に笑顔だが、その下には「絶対にコイツらの上に立って踏みつけて見返してやる」という思いがある。 自身の"没個性的"な容姿が大嫌い。大衆に紛れて消えていくのが我慢できなかった。……のは、過去の話。現在は人並みで、特徴のない顔の方がなにかと便利だとそこそこ気に入っている。しかし高級カジノでは花がないと言われることも多く、仕事中はもっぱら仮面を着用している。ある客に仮面の下が好みではなかったと手酷く扱われてしまってからは仕事中だけは絶対に外さなくなった。 仕事とプライベートは完全に分けるタイプ。 名前はヘンリー・ヘメラ・ヘミングウェイ。本名か偽名かはわからないが、公的には本名とされている。 仕事ではHemerocallis(ヘメロカリス)を名乗っている。ディーラーとしての彼は非常に紳士的。しかし普段の態度は慇懃無礼を絵に描いたようなもので、嫌味ったらしいクイーンズイングリッシュを喋る。 二枚舌の、典型的なイギリス人。 セオドアとの関係 最初はディーラーとして出会って、目を付けられてからはずっとすり寄ってる。色々な場所を案内したりと二人でいることが多い。 セオドアとの関係を匂わせておけば大抵の奴が引いていく。便利だよね、お金持ちのパトロンって。 "今のところ"は彼の一番のお気に入り。 なお、彼のお気に入りから外された瞬間に英国で生きていけないことを理解しているため渡米の準備はバッチリ。 偽装パスポートから向こうの戸籍までしっかりある。 誕生日は6/4(自称) 血液型は不明。両利き。 経験シナリオ 「嗤う人間師」 「濃霧の駅を発ち」 以下シナリオのネタバレあり 「嗤う人間師」 アルマン刑事に銃殺された。 誰にも助けを求めなかった。 最期まで、仮面を外さなかった。 人間の価値は、絶望的な敗北に直面して、いかにふるまうかにかかっている。 人間は、負けるように造られてはいないんだ。殺されることはあっても、負けることはないんだ。 ＿＿＿アーネスト・ヘミングウェイ 「濃霧の駅を発ち」 一か月後、何食わぬ顔でパディントン駅におりたった。多少の記憶を対価に、それでも"自分"が"自分"であるために必要な全てを持ち帰った。 切符と、黒いメダルのような硬貨を一枚だけ持ち帰っている。 不定：三か月間。毛布にくるまっていないと心因性の聴覚障害。

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