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ハロヒ　ho2 イタリアンマフィアの構成員。 ある日本人の男に恋をして日本語を覚えたが、それを伝えることがないまま、心の死を迎える。 この世の全てが赤く染まり、肉塊が蠢く街を歩く。 「私の今まで殺してきた人の憎悪、怨恨…そう、これは私への戒め。この世界から私は逃れることはできないのよ。たとえ死んでもね。」 小さい頃から、人の感情を読み取るのが得意だった。両親が亡くなったってのは、このマフィアたちに殺され、私はここで性の掃き溜めにされる予定だった。でも、そんなのになるくらいなら…。そうして初めて人を殺めたのは8歳の時だった。そこからは人殺しの装置として英才教育を受け、数多くの人を心無く殺めて生きてきた。 そんなある日、私は日本という国に行く予定ができた。護衛だ。拳銃を持つことが許されないこの国では、肉弾戦ができる構成員が有利だからだ。マフィアのボス令嬢の買い物に付き合わされているとき、日本人のチンピラに難癖つけられて、払いのけようとした時に、彼とは出会った。自分より弱々しい、柔和な印象を与える彼は私にとって初めての無償で助けてくれる人間だった。不思議な感覚に戸惑いつつも片言の日本語でお礼を告げ、その場を去った。もう再開することはないだろう、そう思っていた。数年後、ボス令嬢が日本に留学をすることになり、今度は住み込みで彼女の手伝いをすることになる。毎日彼女の送り迎えをしていた、ある日、校門前で待つ無駄な勇気のある男が私に絡んでくる。そんな時現れたのがあなただった。彼も私のことを覚えていたらしく、連絡先をついには交換する仲になった。今までなかったこの感情が、心の中を駆け巡る。彼のことをもっと知りたい。その一心で日本語を勉強した。それと同時に自分がこんな汚い世界の人だということを知られたくないと思う。知られてしまったら、いや知られなくとも日本人の平和な世界に生きる人間と私は交わってはならないモノだから。彼との距離が近くなるたびに苦しくなる。それに帰国へのタイムリミットは刻一刻と迫り来る。でも、最後に覚えた日本語で彼に私のことを伝えてから帰ろう、そう思った時だった。彼女を災厄が襲ったのは。近くにいた彼はなんとか助かることができたが、彼女は一生帰ってくることのできない体になってしまう。そんなモノは組織には必要ないと捨てられる。幸いなことに稼いできた金は一生分の入院費用など当に賄える金額なので、今は日本の精神病院で平和に暮らしている。行き場のなくなった彼女をある人が今でも毎日お見舞いに来てくれているなんて、彼女はつゆ知らず。 【特徴表】 6.3 鋼の筋力　(以下略)ダメージに固定値＋１ 1.7 勉強家　　EDU＋１ 【シナリオ】 HELLO HERO KPぺんぎん　PLイートン　彼方 １話　ヒーローと眠り姫　２　 ２話　白雪姫は小人に会いたい　１　 ３話　天使と灰被り姫　１ ４話　秘密の絵本はアリスを笑う ５話　ハロー、君がいた世界　tureEND A SAN ０生還 味覚聴覚ほぼ正常　視覚無機物は正常に見える、人は黒い影に見える

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