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鉱石マニアのレネゲイド研究者 研究の一環として鉱石型レネゲイドビーイングとの融合実験に成功。 その代償として自身本来の肉体は半ば機能を停止している。 融合実験はUGNに無断で行ったものの発覚し、実験はその後凍結。 表向きでは除名処分とされ、ＵＧＮの闇へ葬られた。 「古来より魔力は希少鉱石に宿るとされている」 「私はこれはレネゲイドにも言えると思うのだ」 「オーヴァード力を急速に高めるのならジャーム化、レネゲイドウイルスをその身に集めるのが手っ取り早い」 「というわけで私自身を鉱石化してみたが、うむ中々快適ではある。少々身体が固くなったがね」 「死神の書」「ハーメルンの笛」と呼ばれる彼の所持品はそのレネゲイドと反応し病毒をばら撒き対象を蝕む。 書はそのものの命を削り 笛は身体の自由を奪う。 「哀れなる生き物よ、どうせジャームと化すのなら結晶となりて私の役に立ってくれたまえ」 昔話に伝えられるハーメルンの笛は石化した彼と同化し彼の声に宿った。 彼は自身に埋め込んだ無数の音声変換器により笛の音を自在に操る。 夜の闇に消えるゴリラ、 ゲートの闇の中へ溶けていく御影 組織の闇へ沈むアオ。

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