タグ： 嶋田ハヤ

ロンドンに居を構える私立探偵。小さな事務所をもっている。 顔が良く、一見優男にみえる。しかし、実際はかなりの皮肉屋。性格が良いとは決して言えない。突然卑屈っぽくなることがある。軽い潔癖。真面目。 以前は保守的で慎重に動くタイプだったが、現在はどこか生き急いでいるような様子である。 ここではない何処か遠くを見つめて、物思いに浸っていることが多い。 酒は基本的に弱いので飲まない。喫煙者だが、体質に合わないのか、吸った後いつも咳き込んでいる。 【特徴表】 1-7 勉強家 あなたは日々学ぶことに精進している。EDU+1。また、EDUによる年齢の下限は適用されない。 【通過シナリオ】 『DAY DREAM OF BIG BEN 〜ビッグ・ベンは白昼夢を視るか〜』HO3 『不完全なる図書館』 --------通過シナリオのネタバレを含む設定-------- 『DAY DREAM OF BIG BEN 〜ビッグ・ベンは白昼夢を視るか〜』HO3 ↓ ↓ ↓ 《事前導入前の設定》 Edward Ratledge(エドワード・ラトリッジ) (18歳 男) 顔が良く、一見優男にみえる。しかし、実際はかなりの皮肉屋。性格が良いとは決して言えない。たまに卑屈っぽくなることがある。保守的。慎重派。 基本的に多くと馴れ合おうとせず、いつもひとりで静かに本を読んでいる。友達はあまりいない。 田舎町の出身。実家は診療所を営んでいる。11歳の時にロンドンの学校に入学。それからずっと寮での生活を送っている。このまま医学部のある大学に入学し、ロンドンの病院に勤め、言われるがままに、いずれ実家の診療所を継ぐことになるのだろうと、決まりきった人生を歩むことになるのだろうと考えている。 フレイヤとは13歳の時に知り合った。同級生なので顔と名前くらいは知っていたが、それまでに関わることはなかった。フレイヤが危ない行動に走る度に巻き込まれる。勘弁してほしいと思っていたが、次第に慣れ始め、なんとなく放っておけないと思うようになる。 エドワードにとってフレイヤは本音で話しができる唯一の相手であり、心を許せる存在である。彼女との会話も呆れながら話しているように見えて実はかなり楽しんでいる。また、恐れを知らない前向きな彼女を少なからず尊敬し、憧れを感じている。素直じゃないので言ったことはないが、フレイヤのことを大切な友人だと思っている。 台詞例 「...そう子供みたいに呼ぶのはよせ、フレイヤ」 「全く、君と居ると、退屈している暇もないな」 「そう思うのならもっと淑女らしくしたらどうだ？......まぁ、期待はしないでおくよ」 Freya Wellesley(フレイヤ・ウェルズリー) (18歳 女) お転婆娘。いつもにこにこ笑っている。楽しいこと・おもしろいことが好きで、よくトラブルを巻き起こすため教師からは問題児扱いされている。多くの生徒からは変な子だと認識されているが、人当たりがよく顔が広い。しかし基本的に変人扱いを受けているためか、友人と呼べる人間は少ない。 先天性の心臓病を抱えていて、余命20年と宣告されている。自分は20歳で死ぬと思っている。そのためか、刹那的に生きている。どうせあと少しで死ぬのだから、思い切り楽しいことをしよう。自分の人生に後悔はしたくない。目一杯楽しんで生きてることを実感したい。いつも危なっかしいことをするのはそのため。 ※20歳まで生きられる可能性が低いというだけで、けろっと10年後も生きてそう。強か 13歳の時、死ぬまでに"誰かと"楽しいことがしたいと思い、くじで適当に当たりをつけたのがエドワードだった。正直誰でもよかった。つまらないやつだと思っていたが、ちょっかいをかければ意外と反応が返ってくるので少し驚いた。おもしろいなぁと思っている。以降エドワードに対して度々構うようになる。 現在はエドワードのことを大切な友人だと思っている。エドワードが自分の話す言葉にしっかりと耳を傾けてくれたり、皮肉屋でも自分のことを心配して言葉をかけてくれたりと、実は優しいひとだということを知っている。卒業までに、余命について話さなければと思っているが、話さないでいる。 エドワードのことはエドワードと呼ぶが、茶化してエディと呼ぶこともある。(その度にエドワードは怪訝な顔をする) 台詞例 「おはようエディ。浮かない顔だな？」 「スリルがあった方が、生きてるって感じがするだろう？」 「全くレディに対して失礼だな君は！......ふん、見てろ、いつかあっと驚かせてやるからな」 《事前導入》 ◉親友であるフレイヤが連れてきた同級生のアレクシス・ユリウス・チェスロックとはじめて会う。以降3人で共に過ごすことが多くなる。 ◉アレクシスとフレイヤに誘われ、薬物を摂取するようになる。最初は拒否したが、だんだんと自ら手を出すようになった。 ◉アレクシスに誘われ3人でトリップ状態でドライブしていたところ、双子とその母親を轢いてしまった。救命活動にあたるも虚しく、自分の過ちによって失われていく命を目の当たりにした。その後裁判の結果、情状酌量の余地ありとして、フレイヤとエドワードは不起訴処分となった。 ◉裁判の次の日、よく3人で過ごした隠れ家で、フレイヤの首吊り死体を発見する。警察は残されたメモから自殺と断定した。 《事前導入後の設定》 薬物の後遺症(?) 法が自分を裁かなくとも、自分は自分を一生許さない。あの日のこと、それ以前のことを深く後悔している。故に薬はもう二度と吸わないと心に誓っている。しかし短い期間にそれなりの分量を吸っていたためか、やめて暫くは定期的に強い倦怠感に襲われ、自分の意思に反して手を出したくなる衝動に襲われた。紛らわすために煙草を吸いはじめる。 現在は強いストレスを感じると煙草に手が伸びる。体質的に合わないのにたまに1日に3箱くらい空けて吐く。煙草も薬物なのは分かっているので同時に自己嫌悪に陥ることも。 二つの事件による狂気 ①人が大怪我をして血液を流している様子を見ると、今度こそ助けなければと強迫観念に陥り、応急手当・救命活動を続ける。もう手遅れであったとしても。 ②元気で活発な人物を見ると、自分に向けて笑いかける彼女の姿、夕焼けの中意志のこもった瞳で真っ直ぐ自分を見つめる彼女の姿、そして首を吊った彼女の姿をフラッシュバックして過呼吸状態に陥る。 親友であるフレイヤの死に疑問を感じている。警察に何度も再捜査を願い出たが、未成年、ましてや以前の事件に関わった学生の言葉など聞き入れて貰えるはずもなく、門前払いを食らうばかりの日々を繰り返した。 彼女の死の真相を解明するには、自分が動く他にない。ハイスクールを卒業した後、探偵事務所に就職。最初は下っ端として調査の方法を学び、仕事の傍ら少しずつ情報を掻き集めるようになった。 結局大学の医学部に進むことはなく、家族とは進路のことで揉めた。以降、連絡を取っていない。 交通事故の事件について、遺族に頭を下げに行くべきだと感じているが、その度に一連の事件をフラッシュバックして不安感から行けずにいる。弱い自分に自己嫌悪。 2年前から独立して、ロンドンに自身の探偵事務所を構えた。民事事件の証拠集めはもちろんのこと、警察に刑事事件として取り扱ってもらうための証拠集めを主な仕事としている。 態度には出さないが、警察はあまり信用しない。信用できない。 真面目で冷静そうに見えて、突然雷が落ちたかのように危なっかしい行動を取ることがある。それは彼女の影響かもしれない。 「もっと広い世界を見なよ」何度も言われた彼女の言葉がいつまでも頭から離れない。夕焼けの空、白い雲、足元の小さな花、何もかもが、彼女を思い出させる。 彼女は明るく活発で、少し困るくらいお転婆で、よわくて、それ以上に強い女性だった。だからこそ、彼女が自ら命を断つなど信じられない。そんなはずがない。必ず真実を明らかにしてみせる。それからのことは、後から考えよう。 『不完全なる図書館』 心理学の最大値が87

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