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ニカル小湊和慈（かずしげ） 【特徴表】鋭い洞察力：優れた感覚の持ち主であるため〈目星〉＋30％ 養父の営む教会の前に物心つく前に置かれていた。養父が本当の父親でないことは高校生の時に教えてもらったし、なんならその前から薄々気が付いていた。顔も知らない生みの親よりも深い愛情をもって育ててくれた養父の方が好きだし、大切。時折、養父が自分を通して違う人を思い出していることにも気づいてはいるが、自分がその人の身代わりではないことは分かっているから捻くれずに真っすぐに育った。小さい頃から養父のような聖職者になることを目標に勉学に励んでいた。学んでいくうちに自分のような孤児に関わる仕事もしたいと思うようになっていき、丁度2年前、伊空市『久瀬』地区の教会兼孤児院の募集があったため立候補し派遣される。 教会では高齢のシスターと1～15歳までの男女合わせて10名の子供たちと一緒に暮らしている。穏やかで面倒見がよい性格のため子供たちの世話を進んで見ており、子供たちからも「和にい」と呼ばれ好かれている。子供たちに関しては年の離れた兄弟のように思っており、守るべき存在。シスターに関しては尊敬する師であり、愛すべき母であると感じている。やんちゃ盛りや思春期の子供たちなので怪我や不調に気づくのが早く、応急手当やカウンセリングのようなものも身についていった。経営面はまだシスターを頼っているところがあり絶賛勉強中。 【関係人物】 ●ステファノ小湊聖慈(68歳) 和慈の養父で神父。40歳の時に教会前に捨てられていた和慈を保護し、育てる。聖慈自身は独身であるが、和慈のことは大切な息子だと思っている。これより先、養子もとるつもりもない。 ●モニカ福重ヨウ(83) 教会兼孤児院のシスター。前任の牧師が引退したため人手を募集した所、和慈がやって来た。和慈は物覚えもよく、自分がいつ引退しても安心して任せられると思っている。が、本人はバリバリ元気であり、子供たちの相手をした後に家事をバリバリこなし、教会の仕事をするくらい体力が有り余っている。和慈は信頼できる同僚であり、大切な息子の1人。 ●葛西一(15歳) ●新山瞳(15歳) ●深津薫(13歳) ●稲崎綾(12歳) ●柿崎優太(12歳) ●東雲明日香(12歳) ●隅田秀一(8歳) ●飯村美咲(5歳) ●桐島光一(5歳) ●永石まい(3歳) 上記10人が現在の孤児院で育っている子供たち。1番年上の15歳の子供たちが中心となって年下の子達の面倒を見ている。本当の兄弟のように仲が良い。10代の子供たちは自分が孤児だというのは知っているが、シスターに愛されて育ったし、ここ数年は優しいお兄ちゃんも出来たのであまり気にしてない。 特に15歳組は来年高校に進学するか、それとも働くか迷っており、よく和慈に相談することが多い。また、和慈は弱音を吐くことができる相手でもある。一、瞳、薫の3人は携帯電話を持っており、そこには教会・和慈・互いの電話番号が登録されている。 和慈によく遊んでもらってるのは光一とまい。特に光一は自分が満足するまで遊んでもらえるので和慈が大好き。

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