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ルルブより芸術家　習得可能な職業技能 《言いくるめ》、《芸術》、《写真術》、《心理学》、《制作》、《目星》、《歴史》、＋個人的あるいはその時代の特色的な技能としてさらに１つの技能。 『写真1枚いいですか？』 『逢魔ガ時』という夕暮れにすれ違う少年少女の切なさ儚さを撮った人物写真で賞を取り、写真家に。 生家は代々病院を営んでおり、幼少期から自分も医者になるんだろう。と漠然と思っていた。 そのための教育をしっかりと親から受け、医大に合格するほどの知性をしっかりと育んだ。 だが、医大に通い、研修プログラムも受ける中、研修先で実際に行われている「命」のやり取りを目にし、 ただ流されるように医者を目指していたことを改めて認識する。 その時、「自分にはなにがあるのか？」と考えた際あることを思い出す。 最初で最後となる、無口な父からのプレゼントのポラロイドカメラ。 基本的に誕生日にはお金だけ渡す父がくれた形のあるプレゼント。 今でも手遊びぐらいで撮り続けていたカメラ。 今まで何も残せていない自分。だけど、写真はそこにあった「何か」を残し、沢山の人に多くのモノを与えてくれる。 「こんな自分でも何かを残せる人になれるのでは？」そんなあやふやであるが始めて自分で考え、決めた落陽は写真家へ道を目指し始める。 両親からは大反発を受けると思ったが特に反対は受けなかった。だが、妹・弟に医者の道を押し付けてしまった罪悪感を感じ、家を出る。 家を出、今までの自分との決別に髪を染め、一人称を変え、性格も明るく振舞うように変えた。 容姿も相まって数人の女性と交際関係にはなったが、 「ファインダー越しの私しか興味がないの？」などと言われ破局することが多い。 人当たり良く、優しいのだが、愛情というのはあまり分かっておらず、恋愛不器用な面が強く出てしまう。 1年前に出来た甘えん坊な彼女『田村坂 蓮』とは、彼女の明るく人懐っこい性格のおかげで上手くいっている。 だが、いつも元気で明るく甘えん坊な彼女が最近は元気がない。前々から計画していたクルージングで元気を取り戻せるであろう。 そんなことを考えながら旅行の準備を始める落陽であった。

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