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葛木　葉（かつらぎ・よう）※警官準拠で作成 34歳独身。警視庁捜査一課所属。 ---------------------------- 「外柔内剛」を体現したかのような女性。優しげな見た目とは裏腹に意志が強い。 高校生の頃に同じく刑事だった父親が殉職。 家では呑んだくれて粗暴な振る舞いをするあまり尊敬できない父親だったため、仕事にだけ発揮するその熱意が不思議だった。 自分も刑事になれば分かるだろうか、と思い父親と同じ道へ進んだ。 容姿と仕事ぶりから好意を寄せられることは多いが、男を見る目がないことに自覚的であるため、恋愛にはかなり慎重。最も結婚願望はなく、仕事が第一。 ---------------------------- 名前は「月桂樹の葉」がモチーフ。 月桂樹の花言葉：「栄光」「勝利」「栄誉」 月桂樹の葉の花言葉：「私は死ぬまで変わりません」 ---------------------------- ◆通過シナリオ 「金糸雀の欠伸」【HO1】生還 「キネマトグラフは眠らない」生還 ↓　以下秘匿内容を含むネタバレあり ---------------------------- （以下は金糸雀通過前までの設定覚書） 容姿と仕事ぶりから好意を寄せられることは多いが、本人は恋愛に全く興味がない。 結婚もするつもりもない。というより、家庭を持つことに抵抗がある。 根本的な男性不信のせいもあるが、伴侶を得て家庭を持ってしまったら、「ただの葛木葉」ではなく「葛木葉という女」に、そして「母親」になってしまうという予感があるから。 そのことを恐れている節がある。 ◆金糸雀の欠伸【HO1】 葉個人としては、犯さざるを得なかった、どうしようもなかった状況下での犯罪も殺人も当然あるだろうと思う。 正義なんて所詮相対的なものに過ぎない。 けれど「刑事」としての葉は、社会の安全と秩序を守る機関でなければならない。 そこに個人の感情による裁量があってはならない。「警察」としての正義を貫かなければならない。 罪を憎んで人を憎まず、理想にしかすぎないけれど良い言葉ね、と彼女は笑う。 NPC：中川 恭平に対して 警察学校からの同期。葉が初めて「信頼したい」と思った男性。 彼には自分の意見をぶつけることも躊躇わなかったし、また彼の言葉に気づかされることも多くあった。 父親のことなど自分の身の上の話をしたのも彼だけ。気づけばそれくらい葉にとって大切な人になっていた。 それゆえ恐ろしかった。 いつかこの想いが、男女ゆえの「恋」に変わってしまったら。きっと「刑事としての葛木葉」ではいられなくなっていただろう。 ──思い悩んでいた矢先に、彼は自殺した。とある事件を追って。 彼の無念は私が必ず果たす。これは私情である。 この決意が、「刑事としての葛木葉」の正義と相反したときは……まだわからない。 けれど本当は、少しだけ安堵していた。 彼が二度と手の届かない人になったから。きっと葛木葉はもう二度と、恋などしないだろうから。 ◆キネマトグラフは眠らない AF：KPCの写ったフィルムの切れ端（ブロマイド）／現実世界に持ち帰った分だけ残っている。 残っていたMPはすべて消滅してしまうが、今後、KPCのMPであれば、同じ値だけフィルムに貯蔵し探索者に譲渡することができる。

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