タグ： 響 クトゥルフ PSI

A6型 彼女は今どきは珍しい使用人の家系として生まれた。 父親は生まれた時からおらず、母親の厳しい指導の元にメイドとしての修行を励んでいた。彼女は、ご主人様に仕えることを誇りに思っていたし、母親に追いつこうと懸命に努力した。 しかし、ある日の夜喉が乾き目を覚まして台所に行く途中彼女はご主人様に自分の実の母親が犯されている所を見てしまった。彼女は母親を助けなければという一心で、台所からナイフを持ってきてご主人様に突き刺そうとした。だが、その攻撃はご主人様の盾にさせられた母親の背中に刺さってしまった。流れる血。彼女はパニックになってその部屋を後にした。 未だ血塗られたナイフを手に持った少女。 私が、この私が母親を傷つけてしまった。 彼女は母親を犯し盾として使ったご主人様、そして母親を傷つけてしまった自分自身を呪った。 そのまま屋敷を飛び出したあと、追跡を恐れ森へと入っていった。幸いにも、追っ手がくる様子が無く、また川を見つけることが出来た。彼女は自殺を考えたが、なかなかそのいっぽが踏み出せずに居た。手にあったナイフを使い、なんとか生き延びていたが、孤独感や母親を刺した罪悪感は彼女の心を蝕み続けた。とある日、彼女は生きることに本当に疲れてしまい川にその身を委ねた。流れゆく水の中で薄れていく意識。彼女はついに死ぬ事が出来ると思った。しかし、目が覚めるとそこは見知らない施設の中であった。生き延びてしまった。しかし同時に呪いのような力も手に入れた。この力を使い何時かまた復讐をしにいく。それが彼女の今の生きる目標である。 PSIカースレベル４。あなたは攻撃と同時にこの能力を発動する。この能力を使うと例えば蹴りをする際、あなたの脚は黒い靄のようなものが付与され、蹴りに狂気を伴わせ、対象の行動を阻害する。この能力を武器に反映することもできる。 　能力を使うことで戦闘技能による相手の行動阻害能力が増加する。能力使用時、武器に魔力が込められたという判定になる。またこの能力は貴方の動きに対して対象が回避や受け流しをしにくくする効果がある。攻撃へのリアクションの判定に対し－17の補正をする。 　この呪いを受けた対象は1,1d8のSANCとなる。減少SANラウンドの間、対象の行動判定に－25する。ただし判定妨害は何度も言うが宣言しないと有効かされない。同時、ファンブル値が８7～１００となり、クリティカルは2～１となる。 　大きな失敗であなたは恐怖を覚えてまともに行動できなくなる。人間のぬくもりを求めて仲間に縋りつく。また、ダメージ。または失神。 成長1 PSIディスティニションレベル２ 　あなたは本来あるべきだった未来で起こりうる過程を先読みし、本来あるべきであった未来を覆す能力がある。この能力は何らかの判定に失敗した際、すべき行動を間違えたと判断した際に使用が可能である。その判定達成値に＋１４し、再度判定を行なう。または行動を変えることができる。 　蹴る→相手は電気を纏っており、蹴ったら死ぬ→ＰＳＩ→蹴ったら死ぬという未来を見た。ということになり、実際はまだ蹴っていないことになる。 　回避→失敗。ダメージを食らう→ＰＳＩ→ダメージを食らったのは未来の分岐の一つであり、これからもう一度回避を行なう。 ただしディスティニションにディスティニションは行えない。振り直したうえで攻撃等を受けた場合、ダメージロールは再判定となる。 　まだ自分以外の失敗などに対して未来を見ることができない。間接的に自分の失敗だったとしてもだ。大きな失敗でより悪化した未来へ足を踏み込むことになる。 成長1 PSIシャドウ・スレイヴ（4p） 　誰も気づくことはなかった。影が蝕み続けている 能力成功時、対象５ｍ以内の1名を選択し、その対象の影に黒い蠍が形成させる。蠍は1点のｈｐを持ち、対象の攻撃、対象の極端な移動がない限り行動時に対象を尾で刺す。命中判定はない。ダメージは１ｄ６．軽度のPOTが発生。1d3/3.CON判定を発生させる。 　蠍は気づかれない限り消滅することはない。 成長1

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