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7人兄弟の長男。3年前、高校二年生の頃運転事故で両親が崖から転落死し、上は2歳下、下の子は当時まだ3歳だった6人の弟妹と身寄りなしで暮らさなければならなくなったために大学進学を諦め高校を中退し、自動車整備士として働いている(が、本当は勉強だったり学んだりすることが好きだったようなので、本心では進学したかったのかも。)ゆえに頭はあまりよくない。元野球部、甲子園のレギュラー出場経歴があり一時期待のホープとしてメディアで名前が挙げられた時期もあったが、三年になる前に高校を辞めたため大きく取り上げられることもなかった。思ったことはすぐ口に出す、良い意味で素直だが場合によっては生意気。悪気はない。真顔がデフォルトだが、たまに笑う。 ▼特徴表 7:勉強家\nあなたは日々学ぶことに精進している。EDU+1。また、EDUによる年齢の下限は適用されない。 ▼兄弟備考 春季(はるき)18♂…兄のことが嫌い。恩着せがましいと思っている 夏花(なつか)14♀…しっかり者。精神年齢は成人済み 秋生(しゅうせい)12♂…苦労性。一番家事やってる 実冬(みふゆ)9♂…バカ。うるさい 梅之(うめゆき)8♂…バカ。いつも鼻水を垂らしている 紫陽花(あじさい)6♀…ロリ。大天使。可愛い ▼　HOバレ ▽ ▽ OK ？ ▽ ▽ [HO2　現代探索者] あなたは生まれつき＜喜び＞または＜哀しみ＞の感情を失っている。それ によってあなたはうまく生きることが出来ず、心に深い孤独を抱えてきた。ただあなたは一度だけ感情がひどく揺さぶられる事があった。それは大正 時代の文豪「咲間葉雪（さくまはゆき）」の小説を読んだ時であった。何故揺さぶられたのかは定かではない。しかし貴方はそれが＜失われた 感情＞によるものではないかと感じた。なお、咲間葉雪は大正４年に、謎の失血死を遂げている。 生まれつき＜喜び＞が無く子供の頃は物静かだった。のちにうまれた弟や妹の笑顔を見様見真似して作り笑いを浮かべていたが、どうにも周囲と上手くなじめず悲しい思いをすることも多かった。「家族が多くて楽しいでしょう？」と声を掛けられても何も言うことができなかった。両親には「長男だから無理しているのでは？我慢させているのではないか？」と心配されたが、どうにも上手く説明できなかったので「大丈夫」と誤魔化し続ける幼少期だった。家族のことは好きだ。大切にしたいと思う。それでも、嬉しいという感情はわからない。中学の頃は笑い方が胡散臭いと言われ部活でも虐められていた。顔の傷はそのときのもの。それでも野球は続けた。ホームランを打つ時の爽やかな金属音が心地よかったから。高校に入りなんとか嘘の笑顔を浮かべられるようになり、部活でもレギュラーに選ばれ順調に過ごしていた矢先に両親が事故死。季太の胸をいっぱいにしたのは絶望と悲しみだったが、自分の遺された妹弟たちを思うと悲しみに暮れることすら許されなかった。なので、葬式のときもいつものようにぎこちない笑顔を浮かべ弟達を抱きしめた。「お兄ちゃんがいるから大丈夫だぞ、お前ら」 一番歳の近い２歳下の弟は季太が上手く「喜ぶふり」が出来なかった頃もよく知っているため、作り笑いを浮かべ元気で前向きな兄として振舞う季太のことを気色悪いと思い嫌っている。季太はそれにも気づいているが、自分が「喜びの感情がわからない欠落人間である」と弟に打ち明けられるはずもないため見て見ぬふりをしている。

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