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──────────────────────────────────────────────── 知識に投資することは、常に最大の利益をもたらす。 An investment in knowledge always pays the best interest. ──────────────────────────────────────────────── 【　DATA　】 ベース　────　科学捜査研究員 - [　EDU*10+DEX*10　] 誕生日　────　XX月XX日（　http://365x7.net/day/　） カラー　────　色名 - イメージカラー 特記　　────　人間や自然界の死体などを見ても正気度ポイントを失わない。ただし、超常的な原因で死に至った事が分かれば通常通り正気度ポイントを失う。 特徴表1 ────　天才 - 生まれつき頭の回転が早い。INT+1。 特徴表2 ────　異性が苦手(D) - どうしても異性とうまく話ができない。異性に対する<言いくるめ><説得><信用>に、それぞれ-10%。【　D特徴 // 1d6 - 結果:2　】 【　MADNESS　】 --- 【　MORE　】 物腰はやわらかく、顔立ちはまあまあ。頭の回転は早く、品行方正。非の打ち所など無いと親戚からも顔を合わせる度に言われる櫻家のひとり息子は、しかしおさない頃から生き物の気持ちがわからないという欠点を抱えていた。幸いにも感情が表に出にくく疑問が言葉に直結しなかったが為に顰蹙を買うことは無かったが、櫻の脳内には常に理解出来ない空白欄が尽きない。自らの覚え得る知識で解決出来ないならばと、櫻が知識を求めるようになったのは自然の摂理か。小学校低学年の誕生日やクリスマスプレゼントには決まって図鑑をねだり、中学年には使いやすい辞書を求めた。高学年になれば中学生になった時に使えるようにと先んじて電子辞書なども買ってもらい、その隙にも活字と向き合う時間が主となる。凡そ、子どもらしくない子どもだった。 元々、知識には興味があった。ただ生き物の持つ"感情"という点にのみ、純粋に理解が及ばないだけなのだ。櫻自身ロボットのように無感情ということはなく、喜ばしく思うこともあれば不安をかかえることもある。他人の喜怒哀楽そのものが理解出来ないというより、どうしてその感情に至るかのプロセスを描くことを不得手としていた。如何せん、思考が違い過ぎて。──櫻は何かを話す時、比較的淡々と思考を回す方だった。感情的に物を言うことは存外少なく、理詰めのような堅苦しい返しを向けることが大体だ。勉強で得意なのはどちらかといえば文系だった筈だが、アウトプットに関しては理系のそれだったのだろうか。感情という不確定要素を省いたストレートな考え方は、非常に楽で好ましい。だからこそ、特に女性とは感性が合わなかった。中には多少話の合う者も居たものの、話せば話すほどに相互理解が追いつかないことを自覚するばかり。いつからか、櫻は女性を不得手としていた。可愛い女性は好きだ、美しいひとは目の保養だとも思う。しかし、それだけだ。相手への理解が至らないと、癇癪を起こされることもある。それがストレスにも繋がり、学生時代はすっかりと女性を避けるような過ごし方をしてしまった。 やがて櫻は、女性の少ない場所を求めて警察学校へと入学した。見事にむさくるしい場での生活を送ることにはなったものの、そこでは様々な自己の発見があって楽しかったと櫻は語る。同性相手だと話をするのもひどくスムーズで、感情の起伏もそこそこ。恥じることもあれば落ち込むこともあるという自己の発見は有り余る収穫となったが、最たる驚きは同期に言われた"櫻は女を意識し過ぎている"との一言である。──目から鱗とはこの事だ。果たして理解出来ないことが苦痛で苦手なのか、意識し過ぎて遠ざけてしまうのかはわからない。しかし、成る程そういう見方もあるのかと思ったのも確かだった。何にせよ、女性にいくらかの苦手意識を持っているのは否めない。──刑事よりは鑑識の方が女性との接触も最小限になるだろうかと、今は自らの好ましく思う"知識"にまみれた場で日々仕事に没頭している。これは余談ではあるが、同僚がいくらか前に結婚したのだが矢張りそこに辿り着くだけの感情や思考は考えれども理解が及ばない。世界にはどうにも謎が多いものだと、両親へ見合い写真を送り返しながら思う今日この頃だ。 【　MEMORY　】 初恋性ストックホルム症候群 - NPC[　御前鈴鹿　] 【　SKILL // JOB❖、INTEREST✿　】 　

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