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『サァテこの愛、行きつく先は如何に』 時は大正、花開く春。 華の帝都で巻き起こるは、 ひとつの奇妙な白無垢の心中。 手を取り合うは、 秘密を抱えた幼馴染たち。 ＿＿帝都心中、幕開けに御座います。 【シナリオ概要】 推奨技能［基本探索技能、戦闘技能］ 準推奨 ［医学、心理学］ ロスト率 ［低め］ シナリオ形式 ［シティ］ プレイ時間 ［テキストセッションで12時間］ 共通HO あなたたちは『八森村』出身の幼馴染だ。 あなたたちには共通であり年上の幼馴染がいる。また、あなたたちは帝都に住んでいる。 公開HO PC1 あなたは探偵である。 PC2 あなたは警官である。 PC3 あなたは作家である。 PC4 あなたは記者である。 NPCについて 「川田 誠次郎（かわだ せいじろう）」 PCたちの住んでいた八森村。そこにある川田神社の次男坊である。頭が良く頼れる人物でありPCたちの中で最も年上の幼馴染。PCたちからするとお兄さんのような人。奉公人をしている。絵が趣味。 シナリオ注意事項 ・苦手な人には苦手な描写が含まれます。 ・グロテスクな描写もあります。 ・PvPの可能性があります。 【私立探偵】探偵社員、興信所職員、保険調査員など 技能：言いくるめ、鍵開け、心理学、追跡、図書館、法律、目星 +この中から１つ選択＜聞き耳、写真術、値切り、スタンガン ーーーーーーーーーーーーーー 帝都の町人長屋の片隅に風変わりな探偵がいる― そんな噂を聞きつけて、依頼人が訪れる 特筆すべきはまるでうさぎのような白髪に色素の薄い赤目、白子と呼ばれる稀有な存在である。 生まれつき視力が弱いため、眼鏡が欠かせない 日差しには何とか対応できるが、常に着物の下に長袖など、なるべく肌を露出しない服装で過ごしている。 性格は温厚。差別を受けているが本人は意に介さない。 ６月２６日生まれ 一人称：わたし　二人称：あなた　基本～さん呼び　 川田との出会い→幼いころ体が弱く、その見目からいじめられていた校條を助けたのが川田だった。 ーーーーーーーーーーーーーー PC1 あなたは探偵である。 あなたは2週間ほど前に『フミ』と名乗る女性に「誰かにつけられている気がする。監視されているようで気味が悪い。犯人を見つけて下さい」と依頼を受けた。 左目の下にふたつ並んだ三角形のほくろが印象的な女性だ。 ただ、おかしなことに彼女は依頼をした二日後に「もう大丈夫なのでいいです」とだけ残し依頼を停止した。調査を始めたもののあなたはまだ何も手がかりを得られていないので、特に情報はない。 その際、あなたは報酬を渡されている。その分厚い封筒の中に入っていたのは原稿用紙。そこには物語がかかれていた。それはどうやら途中からのようだ。心中にみせかけた殺人事件の話で、最後には探偵が事件を解決して終わっている。お金ではなく手書きの原稿を彼女は置いていったのだ。 彼女は奇妙な依頼人だ。ただし、あなたには守秘義務がある。おかしいことがあると言えこの依頼人のことを人に話すことはしない。 PC1追加HO あなたはフミから渡された原稿用紙を手に取る。ずっと気になっていた、この作品、この話、どこかで見たことあるような。そしてふと思い出す。 そうだ、これはPC3の最新巻である『帝都心中』とよく似ている。いや、むしろ心中するところなど全く同じ描写がされている。登場人物の名前も同じだ。ただあの話は最後、心中して来世を誓い合うところで終わっているのに対し、フミから渡された原稿は『これは心中に見せかけた殺人事件であり、その謎を探偵が解決して犯人を捕まえる』という終わり方になっている。 結末を書き直した『帝都心中』なのだろうか。 原稿用紙の文字はPC3のものではないのでフミが書いたのだろう。

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