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「ボクはね、『ヒトを護りたい』という祈りから造られているんだよ」 【概要】 アリス・キュリー 外見年齢20歳頃 身長162センチ アクシズから派遣されたUGN本部エージェント モルフェウス/ブラックドッグのクロスブリード 万能型戦闘用レネゲイドビーイング。コードネームは《蒼銀の翼（スタフターラ）》 直属の上司である“UGN中枢評議会アクシズ評議長”神城弦一郎から、 不穏な動きを見せる強行偵察部隊「アマテラス」の内偵を指示されて配属される。 配属の表向きの理由は「アマテラス」の防衛支援。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― UGN最高意思決定機関アクシズ、その評議長直属の人工レネゲイドビーイング。 アクシズ評議長である神城弦一郎に強い忠誠を誓っている、アクシズの切り札の一つ。 関係者内での通称は"人理の盾"。 人類全体に対して友好的な態度を示すが、これは彼女にとって人類が"庇護対象"であるため。 関心の低い人間のことを個体として認識することに意欲的ではなく、そのような相手は「ニンゲン」「人の子」と呼ぶ。 UGNアールラボにて新開発された強化外骨格、『ヴァルチャー』を乗りこなし味方を守り抜くことが得意。 特にアリスは"特製"であるため、『ヴァルチャー』の練度が群を抜いて高い。 【人物】 長い白髪に金色の瞳を備えた不思議な雰囲気を放つレネゲイドビーイングの少女。 人間のことを明確に下に見ている様子が感じられ印象は良くないが、人間を守ろうという意思は本物。 いざ戦いとなれば自身の何と引き換えにしても必ず人々を守り抜く。 表面上は自身の任務や使命に忠実な態度を示しているようで、根底の価値観や追い込まれたときの判断などは人間的な要素を強く残しているようだ。 【能力概要】 戦闘用機動強化外骨格『ヴァルチャー』を装備、ないし搭乗することによって身体能力を飛躍的に向上させて戦闘を行うように設計されている。 『ヴァルチャー』操作用インターフェイスの副産物として無機物の記録を読み取る能力も備えており、 戦闘一辺倒の能力ではなく情報の処理・調査にも長けている。 『ヴァルチャー』は本来はレネゲイドの有無に関係なく搭乗して操作できる中型兵器だが、 アリスは『ヴァルチャー』の全ての能力を余すことなく発揮するために造られた「レネゲイドで出来た戦闘用AI」であるために 本来の仕様とは全く異なる動作を行うことができる。 アリスと『ヴァルチャー』は完全に一体化しており、彼女の人間体の中に機体が収容されていると言っても過言ではない。 事実上の変身能力を有することと同義であり、自身の身体の一部だけを機体に変化させることも可能。 非常に多機能かつ汎用性の高い能力となっているものの、本来の役割は防衛用であるため攻撃能力よりも防御能力のほうが優れている設計。 課題となっていた攻撃力の改善のために人工知能「FARS」に改良が加えられたとの噂だったが・・・？ 【来歴】 10ヶ月前に人工的に造られたレネゲイドビーイングである。 レネゲイドビーイングの本能とも言うべき普遍的な「人類への興味」とプログラムされた「アクシズへの忠誠」を併せ持ち、 10ヶ月の間に性能の実地テストといくつかの戦場を経験してきた。 現在のUGNが外敵からの防衛のために作り出した生きる人型決戦兵器であり、アールラボの傑作の一つ。 UGN内に起動適合者が途絶えて以降、 死蔵されていた特殊機動兵器《自律思考金属体（ナノメタル）》に残された数々の戦闘データから『ヴァルチャー』が開発された。 『ヴァルチャー』のスペックを《自律思考金属体（ナノメタル）》のフル稼働時に近い状態で発揮できるように、 残された内部データを統合して作り上げられた仮想人格がアリスだ。 アリスの中にはこれまでの適合者達の戦闘用データや人格の断片的な情報が残されている。 特に先代の適合者が長期に渡って戦闘を繰り広げていたため、彼女の考え方や戦闘スタイルの影響が色濃く、外見の様子にも反映されているようだ。 彼女は「誰かを守りたい」という強い祈りを持ち続けて戦い続けており、その願いはアリスの中にも受け継がれている。 UGNもそのことは好意的に捉えているのだが・・・。 【強化外骨格：『ヴァルチャー』】 【ForecastActionRenegadeSystemUnchained】

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