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遡ると江戸時代から続く造り酒屋を主軸とした東条院財閥の今代の当主。 東條院財閥は世界的に経済界・政界にも結びつきが強い大企業であり現在は主軸の酒造部門だけでなく、食品部門、バイオ部門、製薬部門に力を入れている。 父親が7歳の時に早逝しており現在は母親が取り仕切っているが、近々、自分の結婚とともに引継ぎされる予定である。 7歳の時、旅行の帰り道に父親と妹（2歳下）と一緒に列車の脱線事故に巻き込まれ、父親を亡くしている。 自分と妹も重傷を負ったが、一命を取り留めている。（妹が頭を体で庇ってくれたため） その事故のせいでそれ以前の記憶はあやふや。しかし、事故を機に母親が精神を病み跡取りとして溺愛と教育を異常なほど注ぐようになった。 反対に背中に大きな傷跡が残った妹に対しては「傷物になった」と言って全く関心を持たなくなった。 その幼少期からの過程により、あまり喜怒哀楽の感情の起伏がない。 また、生まれつき哀しみの感情がないため、どうして人が他人や自分のために涙を流すのか、怒りを持つのかがわからない。父親が死んだ時も妹が自分を庇って怪我を負った時も戸惑いはあっても哀しいとは思わなかった。そんな自分は人として不完全だと思っている。 常にアルカイックスマイルを浮かべながら全てを「しょうがない」で片づけてしまう。妹とはあまり会うことができないが愛しく思っている。 本を読むことが好きで唯一の居場所はだれにも干渉されない、自分ではない存在になれる物語の世界だけ。 一人称は「俺（近しくない相手には、私）」呼び方は「あなた」基本、丁寧な喋り方。 追記： シナリオ「Ｘ2Ｕ 文豪×現代探索者」を通過することにより、「哀しみ」の感情を取り戻した。 それにより、喜怒哀楽の表情を親しい人間には見せるようになり、本来の好奇心旺盛な性格が表に出るようになった。 長年染みついた能面スマイルは、仕事や嫌なことプライベート以外を対処するために使っている。 最近、妹とは骨董品や古文書の話で距離が縮まりとっても嬉しい。 大正時代のとある文豪の書籍や、遺品などを熱心に収集している。 シナリオ：「Ｘ2Ｕ 文豪×現代探索者」「廃灯台の歌のあて」

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