タグ： 機械仕掛けの戦乙女

UGNチルドレン。蘇芳花の友人。友人である。一応。今の所は。理性が続く限りは。 のんびり。割といつも元気。細かい事は気にしない。失敗してもなんとかなるさの精神を持つ。 能力は武装制御。EXレネゲイドに感染した特殊金属“レギンレイヴ”を服状に変化させて身に纏い、状況に合わせて様々に形状を変えて戦う――というものではあるが、彼女の性格上１つの形態でゴリ押しする傾向が強い上、火力はあるが狙いが雑、という弱点がある。 蘇芳花の能力で動きを鈍らせてから、彼女が焼き払うという戦い方をしていたが、療養に入ってからは他のチルドレン・エージェントと組むようになった…が、誤射が酷く、誤射しないようにしようとすると今度は命中率が下がるとおおむね不評である。 ◆ 太極図が示すように。 いかに大きな黒の中にも白があり、 いかに大きな白の中にも黒がある。 これもその一つ。UGNに潜む“負の遺産(クロ)”の一つ。 かつて存在した、世界の守護者たらんと暴走した者達により『白面の兵士(フェイスレス)』と名付けられた計画の成果。 フェイスレスNo.5“レギンレイヴ”。 投入された戦場における敵味方の区別なく殺戮する兵器。『哀』と『怒』を封印された、喜楽のみで敵を戮す怪物の一。 それが本来の彼女という存在である。 『白面の兵士』 かつてUGNの暗部に存在した計画の産物。フェイスレス。顔無き正義の味方として創られた兵器であり、複数の優れたオーヴァードより採取した細胞を元に合成・改造・複製された者達のことを指す。 通常オーヴァードの持たない力を持つが、戦闘において枷となりがちな感情や感覚が削除、または封印されていたり、機能特化し過ぎたために人間として当たり前の機能を失っていたりと総じて歪で欠陥を抱えている。このため、現存するのは僅か7名。その内数名も数年以内に死亡するだろうと見られている。 現在、この計画に関わっていた者は全員UGNより追放されている…が、FHの何処かで新たに狂った研究を進めているという噂もある。 『外部拡張型無限武装“レギンレイヴ”』 桑原青嵐、フェイスレスNo.5の専用装備。主の思考を読み取り、様々に変化する武器。 自由度の分扱いは非常に難しく、専用に調整されたノイマンシンドロームでなければ起動すらままならない。 本来ならば白兵戦用、RC戦用の変化なども可能なのだが、フェイスレスとして動くことなく、桑原青嵐という普通のUGNチルドレンとして育ったことで２～3割程度までしか使いこなせていない。

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