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犯罪者、「早蕨東弥」の兄。 弟に強姦され殺害未遂をされた結果下半身不随となり失明した被害者である「藤堂明菜」（両親がいない。親戚とも疎遠）と共に暮らし、世話を焼くことで明菜へ罪滅ぼしをしている。 厳格な家庭で育った。そのため兄として、男としての義務感が人一倍強い。己の被害者である明菜と離れず共に暮らしているのも、兄として東弥の尻拭いをする義務感と、明菜への強い罪悪感が招いた結果である。また、東弥は引きこもりであり、英はその世話を焼いていたため、その名残でもある。 父と母は東弥が犯罪を犯したショックから精神を病む。英はそんな両親にも付きっ切りで精神面でのケア（といっても励ますくらいだけれども）をしていたが両親には届かず、数回の自殺未遂の末どちらも精神病院に入院している。その件に関しても罪悪感を抱いており、「自分の力不足で精神を病んでしまったのでは」と思っては一人で思い悩む。 昔暮らしていた家（実家）には「性犯罪者」「死ね」などの落書きがされており、毎週日曜日に英が落書きを落としに行っている。落書きを全て落とした後は家を売る予定。 取り落とした全てを悔い、それらに対する罪悪感と義務感を全て背負って生きる男。 元々はとある体育大学に通い、新体操選手を目指していたが、東弥が犯罪者になったのがきっかけで進路を諦めることになる。今はフリーターをしており、引越し業者のアルバイトなど、体力を生かした仕事を転々として明菜と自分の分の生活費を稼いでいる。 あらゆる行動が義務感によるもののため精神的にはもうボロボロ。長男気質もあり人に甘えられずそのまま成長した。 自分の名前に少しコンプレックスがあるため、「はな」ではなく「えい」と名乗るようにしている。 通過済み:「傀逅」 明菜への罪悪感を捨て、というか明菜へは「加害者の兄」として接することをやめ、きちんと「早蕨英」として接するようになる。明菜の親友代表であり、明菜は英の親友代表。 葛木譲（蒼井はると様）はたった一人の相棒。

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