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飛行能力はあるものの、まだ未熟で戦闘用としては使えない。 非常に短気だが、師匠である、玉野椿には従順。 常に対低環境用スーツを着ており、世界各地を飛び回っている(物理的にでは無い)。 霧谷雄吾に対してはあまり忠誠心はなくおっさん呼ばわりしている。 『アズミ』という名前はあくまで仮の名であり、本名は不明。スコットランド生まれと思われるが、後述の事情により日本国籍を取得している。 マグナ孤児院襲撃事件……ファルスハーツが個人で経営していたスコットランドにあるマグナ孤児院を襲撃した事件。元々は奇病を患って捨てられた孤児たちの保護施設であった。院長のマグナ・アルキメデス氏はレネゲイドウイルスの存在を知らず、ただ『奇病が原因で捨てられた子供たちを救いたい』という思いのみで孤児院を設立した。だが、そこをファルスハーツに目をつけられ、尚且つ個人の管理で警備もろくにいなかったため、あっさりと占拠されてしまう。アダム(当時は仮の名でアダムと呼ばれていたアザミ)が抵抗し、2人の構成員を殺してしまう。この隙にイブを含む数人の孤児が逃走。襲撃者の怒りを買ったアダムは檻に閉じ込められてしまう(モルフェスの能力によるもの)。その後、イブが救出に来たものの、喜びのあまり叫んでしまい、その結果死なせてしまった。彼女の死をきっかけで力が暴走。彼1人でその場にいた8人の構成員を殺害。奥の部屋にいた1人を殺害し、逃げ惑う構成員を2人殺害、1人だけ逃亡に成功する。計14人のファルスハーツ構成員による襲撃は返り討ちで13人が殺害されるという結果に終わった。孤児院側の被害者は院長のマグナ氏が重傷を負った後、搬送中に死亡。構成員による殺害はマグナ氏とイブ、アリス(ただのモブ)だけで拘束されていた4人の孤児がアダムの暴走によって殺されている。イブを除く16人の逃亡に成功した孤児たちは全員UGNによって無事保護されている。 《事件後》 UGNに保護されたアダムはスコットランドの支部で保護されるものの、孤児の仲間を暴走していたとはいえ、殺してしまったために、同じく保護されていた孤児の仲間から避けられてしまう。 イギリス内のUGNの保護施設を転々とするも研究員に暴走の噂は広まっており、意図的ではないとはいえ、それが保護施設の子供たちにも伝わっていたようで、どこに行っても孤立していた。 そんなある日、玉野椿から日本で保護したいとの要請があり、手持ち無沙汰になっていたイングランド支部はすぐにアダムを預けた。 日本に移住し、玉野椿の元で保護される。その時に名前がないのは不便ということで、『アザミ』という名前が与えられる。当時は疑問に思っていたものの、現在では敬愛する師匠から与えられた名前として誇りに思っている。また名付けと同時に日本国籍を取得する。仮ではあるものの、形式上は玉野椿の養子ではある。なので本名は『玉野アザミ』にはなるが、ほとんど使うことは無い。 その後、訓練を受け、世界各地の事件に立ち向かっている。常に対低環境用スーツを着ているのはどこにでも行けるように備えているからである。 特にファルスハーツが関わっている事件に関しては積極的に活動している。 《シナリオ1クリア後》 シナリオクリア前はバロールの力を完全には扱いきれておらず多少の飛行と申し訳程度の死神の瞳が使える程度であったが、戦いを通じて能力が覚醒。時を止めることが可能になる。しかし、これはかなり侵食された状態でしか使うことができず、普段使いでも時間の流れを遅くさせるこそすらできない。 《専用BGM》Dies irae "Mephistopheles" https://youtu.be/qBu_uj83hIk

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