タグ： チャルディーニの法則

高校二年生。 母親以外の女性とまともに話をした経験が無いが、自己評価は謎に高く、そのレベルの高さ故に女性が敬遠してしまっていると考えている。 要するに謎にプライドが高い変人。 生徒会副会長(次期会長候補) 高校受験の失敗も「女性側のハードルを下げなければ、という深層心理が働いた結果」という事らしい。 そんな鬱陶しいプライドが学生生活で露呈した結果、当然女友達は疎か男友達でさえも少なくなり、学校ではほとんどボッチで過ごしている。 （プライドフィルタ；民に理解されぬ孤高の王） そんな彼に高校入学後、唯一自分に話しかけてくれたのがNPCである。 ーーーー以下、秘匿と絡めた設定ーーーー 彼女は前人未到で巨大なハードルを乗り越え、自分に歩み寄ってくれた唯一の女性である。 であれば、自分もその想いに応えなくては…と意気込み話し掛けようとするも、いざとなると言葉が紡げずにすれ違う日々。 （プライドフィルタ：王の言葉はそれだけで相手を畏怖させてしまう、一挙一動一言一句とて、気を抜いてはならぬ） そんな時、彼女が自分の目の前で"あるモノ"を落とした、そうハンカチである。 この行動は事前調べ（NyanNyan11月号：特集 クリスマス直前！彼氏GET大作戦より）によると意中の相手に対する行動であると同時に、事前調べ（許考新書：神話から学ぶ恋愛術）の『天界に住まう神は惚れてしまった人の子に対し、"落とした"ということにして贈り物を送った』という逸話に該当した。 そう、つまり落し物は彼女(大天使)から自分への贈り物なのだ。 落し物とは彼女からのメッセージであり、奥ゆかしい愛情表現なのだ。 ハンカチ：9月10日 体育後　意味【あなたの汗を拭いてあげたい】 シャーペン：10月21日 下校時　意味【あなたとテスト勉強会がしたい】 髪留め：12月10日 お昼休み　意味【あなたに頭を撫でてほしい】←衝撃的過ぎてその日の午後は授業に集中できなかった。

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