タグ： 浅巳家 秘匿

クトゥルフ神話TRPG『ホルマリン漬けの心臓』 　解らないから怖いんじゃないんだよ。 　解ってしまったら怖いから逃げ出してしまうんだ。 　人間は、『最悪』を考える生物なのだから。 ──────────────── 　推奨技能：戦闘技能・基本三大技能(聞き耳・目星・図書館) 　準推奨：精神分析、追跡、交渉技能 　プレイ人数：4人(固定) 　プレイタイム：8～12時間(ボイスセッション) 　職業固定：PC1　刑事/PC2　記者/PC3　死体修復士/PC4　探偵 　シナリオ形式：シティ(関東地方　架空都市) 　システム：秘匿HO制シナリオ、疑心暗鬼、PvPの可能性有 ─────────────────────────────── ■PC3：死体修復士(エンバーマー) 真夏の夜、あなたは今日も死体を修復していた。 この時期の死体は厄介だ。匂いも状態も悪い。 悪態をつこうにも『腐乱死体』の修復はしなければ。 「この子達はいいよ……絶対僕の事を裏切ったり罵ったりしないんだ……(愛おしそうに撫でながら)」 「……可笑しい？オカシイのはお前の方だろう！ 生物なんかに執着して！ 　そんなこと、そんなこと、何をされるか分からないじゃないかッ！！」 「あぁっ……！ なんて事だ、こんなに汚れて……！ 今すぐ、キレイにしてあげるからねぇっ……！(吐息粗め)」 職業：死体修復士(血管外科医) 身長：165cm　体重：50kg I CV：水島大宙 瓶底眼鏡。 剥製を見つめている時はハート目。 黒髪メカクレ系男子。根暗。人間不信で情緒不安定。 根っからの死体愛好家(ネクロフィリア)なので、愛すべき死体ちゃん達を否定されると怒り狂う。 自室では死に絶えたペット達で剥製を作り、眺め、手入れする日々を過ごす。 趣味は、死体ちゃん・剥製ちゃんの手入れと、運ばれて来た死体ちゃんを美しく着飾ること。 完璧な状態の死体ちゃんが大好き♡ いつしかかその異常な性癖を自覚するようになり、人体の構造に興味を持ち始めた。 そうしているうちに臓器自体を愛おしく感じ始め、 それを全て詰め合わせた死体は完璧な愛すべき存在だと感じ始める。 ◆立ち絵まとめ https://poipiku.com/1458256/8833944.html ◆ イメージフラワー ・樒：援助、甘い誘惑、猛毒　　　https://greensnap.jp/article/8661 樒は神仏どちらにも利用される植物。サカキとして利用されます。 そのため、神社やお寺で栽培されていることも。 また、仏前や墓前に樒をたむける習慣があります。これは毒があることと香りがあることから。 また、邪気が近寄らないとも考えられているため、神事や仏事で使用されることがあるのです。 ◇ イメージカラー ：暗赤色（あんこうしょく） ・静脈を流れる血液の色 https://www.colordic.org/colorsample/1103 ---------------------------------------------------- ▼通過シナリオ ・ホルマリン漬けの心臓 END A-1 ・エイブモズ ▼不定 ホルマリン漬けの心臓：短時間の心因反応 3ヶ月 （支離滅裂・妄想・常軌を逸した振る舞い・幻覚など） －－以下、ホルマリン漬けの心臓 / PC3 秘匿HO バレ有り〼－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－ －－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－ ■PC3：死体修復士(エンバーマー) あなたは大体一年ほど前から、死体修復の仕事以外にも、 人命救助や患者のメンタルケアなど、医者のような仕事を請け負っている。 慢性的な医者不足である昨今、上から何とか助けてくれないかと頼まれたのだ。 その為、近くの病院を転々と手伝うようになってしまっている。 中でも足しげく通っているのは『久慈(くしげ)病院』である。 久慈病院とはこの都市で随一を誇る大きな病院であり、 中でも医療界で有名になっている事柄の一つは『移植手術の成功率と多大な手術件数』である。 臓器移植が必要になった患者は、この病院に入院する事が多く、現にそれによって救われた命も多い。 この久慈病院と関わりを持ち出したのは、何かの事故によって患者が溢れた際、臨時として救護を依頼されたからだ。 そして、そこであなたは顔に重傷を負った患者に出会う。 その患者は何度か自殺を計り、メンタル的にも肉体的にも常にぎりぎりの患者だった。 あなたはそれを献身的に看病し続け、ある日その人物から「自分が生きていてもいいのか」と問われる。 それを肯定するような言葉をあなたは患者に告げた。 落ち着いたらしいその患者は、不意に「アオイ」と言葉を漏らした。名前のようだった。 けれどその翌日からアオイは病院から姿を消し、それきりあなたは会う事は無かった。 彼を探している訳ではないのだが、また出会えたら良いとあなたは思っている。 アオイが居なくなったベッドの傍には『黒色の石』が転がっており、 それを出会った時には返してやろうと考えていた。 ──────────────────────────────────────────────── 初期持ち物 『黒色の石』：何の石だかは解らない。表面はとても固そうだが、中は液体のようだ。 何をしてもその液体が何であるか確かめようがない。 －－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－ －－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－ 「どうして、どうしてこんなに綺麗なのに焼こうとするんだよぉっ!!　焼いたら骨になるだけなのに!!」 「ああ、姉さん……本当に綺麗だよ……！ 僕が、僕が守るからね……」 「なんで僕がこんな仕事を……。でもまぁいいか。 　移植前の脳死体というのもまた、美しいものだからねぇ……ッ！ さぁ、今逢いに行くよ死体ちゃん！」 中学生の頃、獣医をしていた父・歳の離れた優しい姉を列車事故によって同時期に亡くした。 当時姉に憧れに近い恋心を抱いていた彼は崩壊した遺体を目にし、その姿に拒否反応を示す。 ただ、葬儀の際死体修復士によって化粧で整えられたその美しい遺体を見て、その行き過ぎた恋心を自覚してしまう。 通夜から葬式にかけて泊まり込み、火葬の際には、 「こんなに生きているが如く美しいのになぜ焼いてしまうのか」と母に狂ったように泣き、縋った。 その出来事から、自らの性癖の歪みを自覚した彼はそれから人様の身体の内部を、 法を犯さずに触れられる様に医学、特に脳神経外科・血管外科を志す。初めは研修医として勤務していた。 その内医学に関われば臓器に触れる事も死体の修復に関わることも出来るのではと考え、 事故・事件の検死後の死体の修復を中心に受け持つ様になる。 病院と関わりを持っているのは、まぁ死ねば死体譲ってもらえるしな、ぐらいの感覚。 死亡直後から死後硬直が始まるまでの徐々に冷たくなる時間も大好きなので立ち会えたらラッキーぐらいの気持ち。 また臓器移植に強みを持つことから、脳死遺体が頻繁に運ばれて来るのも彼としての強み。 姉に焦がれ、愛しい姉を焼かれた直後の自分に重ね合わせ、 「アオイ」から何故か目を離すことができずに献身的に看病をしていた。 深く執着していたわけではないが、憔悴する彼の姿が何故だか深く自分の心に焼き付いていた。 「生きていればいいことの１つぐらいあるんじゃないの〜？ 好きなものも見つかるかもしれないし。 　せめてもう少し長く綺麗に楽しく生きてから死んでよ、僕若過ぎる汚い死体はキライだからさ」 ◆Evernote http://www.evernote.com/l/ANwnctGfKftECpDfuRJpDY1OxyD7Ni5RDtE/ ◇fusetter https://fse.tw/n25Qht2E#all ■イメージソング ネクロの花嫁 / 奏音69　 https://utaten.com/lyric/iz17071932/ 命にふさわしい / amazarashi https://www.uta-net.com/song/223702/ 命ばっかり / ぬゆり https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/36541.html

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ