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ヤがつく自由業の組にしてFHセルである「百目鬼組」をまとめ上げる百目鬼家のお嬢様かつ現当主の少女。 生まれつきのオーヴァードで、その原因は母親が日常的に摂取していたソラリスシンドローム由来の"ヤク"だとされている。 彼女自身もそのヤクの影響でソラリスシンドロームに覚醒している。 出生の特異性から麻薬への耐性がある代わりにソラリスシンドロームによって生まれる体内の薬品プラントの生産能力が高く、自らの血が麻薬になっている。ただし前述の耐性のとおり彼女自身には何の作用も起こしていない。その代わりに濃度が濃くなれば必然的に血液としての機能を失いかねない状態にあるため、定期的に瀉血を行う必要がある模様。 彼女が排出した血液「アイスブラッド(通称:冷血)」は摂取しやすい形に加工され、組が売りさばく薬として売られている。 なお、その取引にも使われるライブハウスも組(セル)の所有物で、彼女は専らそこの支配人兼出演者(歌手)として(おそらく半数ほどが組の人間の)観客の前で歌っていたりする。ちなみに喫煙者。 幼い頃は普通の子供たちと同じ人生を歩んでいたが、中学生のころに両親が他界。 周囲(主に周辺セルやFHの有力者)からの期待を受け、『自らの意志で』普通の世界を後にした。 その時期に悪意が無かったとはいえ自らの手で親友の命を奪ってしまったことでタガが外れてしまった模様。 セルはリエゾンロードである"誘惑者"テト直属のセルであり、テトの意志であればセルリーダーたる彼女の意志よりも優先される。 多感な時期に両親の死や日常との決別があったが故にスレた、というよりもグレた思考回路をしている。 ヤクザと不良の良いとこ取りをしてしまったようで、FHセルリーダーにしては人情がまだあるタイプ。 ただし腐ってもヤクザの頂点であり、"やらかしたやつ"への容赦はあんまり無い。 それでもまだまだ子供であるため、部下には畏怖されると同時に庇護欲もほんの少し抱かれているらしいとかなんとか。 アイスブラッドは心地の良い幻覚(ゆめ)を齎す弱めの幻覚作用を持っているが、過剰摂取(オーバードーズ)状態になると無意識下で精神が過敏になる。この状態のときに大きな音や打撃などで脳を直接揺さぶられると幻覚のイメージが暴走し苦痛を伴う悪夢へと変貌する。なお、さらに症状が進行すると身体のほうがこの幻覚に辻褄を合わせようとしはじめることで自動的に身体へ外傷が生まれていき、最終的に致命傷を負って死亡する。レネゲイド攻撃にある程度耐性を持つオーヴァードならば外傷が生まれた時点で幻覚作用は終了するがウイルスではないため体内でワクチン生成ができず、再度投与されれば同じ症状が引き起こされる。レネゲイド由来な上に元がただの血液であるためか依存性はなく痕跡も残らないため、ある種の合法のような扱い(アルコール類に近い扱い)を受けているらしい。 余談だが背中には大きく入れ墨が入っている。図柄は「黄龍」。昇り龍(悟りを求め修業に励む)でもなければ降り龍(命あるもの全てに悟りを説く)でもなく、前を見据えて佇む(停滞する)龍の意匠である。黄龍は四神(朱雀・青竜・白虎・玄武)の中心に位地する長のような存在と言われており、五行思想において中央に位置し東西南北の中央を守護する竜神とされる。これは白日の「自らの護るべきものを護る」という意思の表れである。 百目鬼：「鬼のような世界から出たい」と願った百匹の鬼の頭目 一人称：アタシ　二人称：アンタ　乱暴な口調 好きな酒：ギムレット(ジン45ml、ライムジュース15mlをシェイク、カクテル言葉は「遠い人を想う」「長いお別れ」) ジャンクフードを好む傾向にあり、炭酸飲料なども好んでいる。 「アタシらの世界じゃ張り続けられなかったヤツが敗者なんだよ」 「アタシがガキだって？じゃあアタシの代わりに昇り龍目指してのし上がってくる暴れ鯉どもを束ねてみるかァ？」 ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ 「それは余りにも遠すぎて~without also changing the azure~」生還/42点 この先の彼ら彼女らが、それぞれの大切な人とそれぞれの道へ進んでいけますように。 ――だってそれは、アタシには出来なかった、とっくに覚めちまった白昼夢だからさ。 OVERRIDE https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/34228.html 白日 http://j-lyric.net/artist/a05d6d3/l04abb6.html バブル http://j-lyric.net/artist/a013999/l034fa6.html

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