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6,1 奇妙な幸運　 4,8 大切なもの(D）　 8歳の時に入所した 好き；グラタン 嫌い；野菜そんなに好きじゃない 12/30 #ff7321　ソレイユ 2020/02/16 『DIma』 SAN80→65→80 2020/03/02 『帰路にて』 SAN80→76　 聞き耳　+31 20200829 『水泡に帰す』 SAN76→64→81 20211106『無色透明の真夏』 SAN81→80 生きるのが怖い、辛い、だから、死にたい、終わらせたい。 でも、生きていくしかない。自分が死んだら他の人が自分のことを忘れたらいいのにと思っていた。そしたら、抵抗なく死ねるのになって。自分が死んだら中くんがついてくるのも嫌だった。だから、生きなきゃいけないから、楽しいことも辛いことも感じないように生きていた。中くんが死にたいという度に、死なないっていって自分に言い聞かせてた。中くんが楽しさも悲しさも人一倍自分の分まで感じてくれるから救われていた。 生きてるのに死んでるみたい、って言われて、中君との間に疎外感を感じて、もう終わりにした方がいいのかなって思った。迷いつつも、中君が自分に気づかなかったらそのまま死のう、気づいたら…って思ってたら気づいて引き留めてくれたから思い直した。 生きるために海に飛び込んだ。死ぬことが苦しいと思った。そのつらさで、自分が生きている事を実感した。 海から上がったあとコーラを飲みました。 「俺はお前と死なないからな」「えっ、それは困る」 「お前は立派な奴だよ。人一倍喜んで、人一倍悲しむ。俺のことでも喜んで、悲しんでくれる」 「生きてるってこういうことなんだな」

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